複業時代到来!!「時間の確保」「節約」「自己投資」「経済的自由」の確立の流れで人生を設計していこう
どーもー、毎日、朝5時に起きてピアノを2時間練習している音楽中年、山崎レモンサワーです!
今回はこれから人口減、少子高齢化で決して明るくない日本の未来で、こんな感じで未来へ準備していきましょうよっていう話をしたいと思います。いかに自分の人生を切り開いていくか、いまのうちから人生設計して、たんたんと努力していかないと、絶対、人生詰んでしまいます。
ちなみに、将来不安とか現在の会社に不満があって、金銭的に裕福になりたいという考えは誰しも抱くものですが、大半の人が、株式投資に手を出したり、仮想通貨に手を出したり、FXに手を出したりして、大やけどをする姿を見かけます。
断言しますと、これらの金融投資で短期的に大金持ちになる人はたまにいますが、その水準を維持することは「絶対」に不可能です。
なぜなら、これらは投機というギャンブルで、勝ったお金は次のギャンブルの原資にしかならないからです。
この辺を経済学、行動経済学、脳科学・心理学など人間の特性を持ち出して説明すると、この回の本筋とはずれるので割愛します。
金融投資が全て悪というよりは、アクティブ運用で長期的に市場平均を出し抜くのは、無理だと証明されているので、やるなら世界インデックスで市場平均のプラス分を、複利で回すのが一番ですよって話です。ただ、この場合は時間もかかるし、はじめにある程度の資本がないとお話になりません。
あまり貯金のない一般庶民が、これから金融投資だけで一攫千金のような夢物語を描くのは、個人の自由ですが、ムリゲーなのでやめておくのが無難です。
最もリターンの期待が高いのは「自己投資」と「商品開発」
これからの時代、会社は従業員を守ってくれません。前回の記事でもお伝えしましたが、いわゆる御恩と奉公型の終身雇用体制が崩壊したからです。
日本でもっともメジャーな会社の「トヨタ」ですら、そう言っています。
同時に多くの企業で「副業」解禁の動きがあります。
これは、定年まで守り切れない代わりに、「副業」解禁するから、自分の力で老後に備えてくれというメッセージもあると思います。
そもそも国の年金だけでは、3,000万円不足すると金融庁の審議会の報告書が出るくらいですから。(参照元:事務局説明資料)
ただ「副業」が解禁になったといっても、サラリーマンの本業だけで消耗しきって、そんなことをやる余裕がないという人や、いざ副業といっても、腕にスキルがあるわけではないので、何もしようがないという人が圧倒的多数です。
そもそも「副業」/「複業」をするということは、自分でどのようなビジネスをするか、自分で判断して実施するという意味で、「経営」と同義です。
これを「勤め人」がいきなり行おうと思っても、どのようなサービス・商品を提供できるか、営業はどうするか、集客はどうするか、法律はどうなっているか、確定申告はどうするかという、覚えなければいけない多くの事を前にほとんどがとん挫してしまいます。
また実際に何らかのビジネスで「複業」はじめたとしても、まったく成果があがらず、わずか数か月でやめてしまい、本業一本に戻るというのがほとんどです。
確かに本業一本に集中して、生涯安泰なほどの蓄財ができるならそれでもいいのですが、サラリーマンでは、それは難しいでしょう。
ここでは、段階を経て、いかに「複業」体制を構築していくか、主に20代・30代のサラリーマンをターゲットに考えてみます。
まず大前提として楽して大きく儲けるとうい錬金術は存在しません。
「複業」体制の確立、「経済的自立」の確立はそのままひとつの会社にしがみつくよりは、はるかに理不尽に依存せず、幸福度の高い人生を手に入れることができますが、それを確立するまでは、かなりの労力と時間を要します。
この労力と時間を惜しまずに情熱を傾けられれば、何年後かにはまいた種が花開きます。
たいていの人は種まきをせず、収穫だけを望み、種をまいたとしても、手入れをせず、花が咲く前に諦めてしまいます。
自分はサラリーマンの時から準備し、フリーランスとして「複業」体制を確立した今、サラリーマン時代とは天と地ほど差のある幸福度の高い生活をおくることができています。
ぜひ、皆さんも次のステップで幸福度の高い複業体制を築いてみてください。
まずは時間の確保
長時間労働や長時間残業、休日出勤が問題視され、労働時間は減っていく傾向にあります。
とはいえ、それでも本業の仕事で疲弊した上で、「複業」体制準備のための時間と労力を捻出するのは並大抵のことではありません。
しかし、知恵と工夫、意識改革で、一日2時間くらいは意外と捻出できるものです。
趣味や寝る時間を削らなくても、有意義ではない、無駄な時間というのは、ゴロゴロと存在しています。
たとえばSNSを意味なく眺めてしまったり、スマホゲームで時間をつぶしてしまったり、ワイドショーや野球中継、バラエディ番組など特に興味のないテレビをぼうっと見てしまったり、お酒も適度な量と時間ならいいですが、長時間飲みふけり、次の日、二日酔いで行動に支障が出たり・・・
まず以下の事だけでも2時間は捻出できると思います。
・SNS見ない
・スマホゲームやらない
・自己啓発、学びにならないテレビは見ない
・会社の飲み会には参加しない
・睡眠時間は削らないとはいえ、6時間寝れば、まぁ充分なので早起きして活動する
・家事は思い切って家事代行サービスを利用する
・会社に近いところに引っ越し通勤時間を節約する
・残業や休日出勤がなく、リモートワークが可能なホワイト企業に転職する
節約をする
時間を確保出来たら、その時間は全て複業体制確立のための「自己投資」と「サービス(商品)開発のための準備」にあてたいのですが、そのためにはある程度のお金が必要になります。
すでに貯蓄がある程度ある人は、その費用を惜しみなく「自己投資」に使ってください。ただの貯蓄より、リターン期待値ははるかに大きいです。(時間はかかりますが)
現時点、お金が無いようという人は、生活を徹底的に見直してください。
切り詰められないわけはないです。その気になれば、今より月5万円は、結構サクッと捻出できるものです。
まず、見直すべき最優先事項は家賃です。
もし、見栄をはって収入に見合わない家賃の物件に住んでいる人は、固定費削減のために、会社の近くの家賃の安いアパートなどに引っ越しましょう。
昔は親元を離れて一人暮らしして、はじめて一人前だなどと考えていましたが、実家暮らしは、最強の固定費圧縮手段です。
次に車です。都内や大都市にお住いの人は、はっきり言って、もう売ってしまいましょう。
田舎でも極力持たない事をおススメしますが、田舎は住居費用が抑えられいる分、車は仕方ないかなと。
食費も、毎食、節約の意識を持つだけで100円、200円は削れるはずです。
つきあいでいく不必要な飲み会や、大して仲の良くない友人の冠婚葬祭なども鉄の意志で断りましょう。
その他、スマホは格安SIMを利用したり、不必要なサブスクの契約を見直したりしてみてください。
ここまでで5万円くらい節約できるはずです。
自己投資をする
さて、ここまでのことを実践する事で、みなさんは今より、1日2時間(月60時間)、月5万円を確保する事ができます。
ここでアリとキリギリスでいうところの「キリギリス」タイプの人は、空いた時間に浮いたお金でパァッと遊びふけるところですが、ぐっとこらえ、未来のために、時間とお金を全て「自己投資」に突っ込んでください。
おススメなのは「読書」と「スキル系スクール」、そして冗談抜きで「フィットネスジムでの筋トレ」です。
複業のための学びとはいえ、プログラミングやデザイン、不動産賃貸、など仕事に直結することのみ学ぶ人がいますが、その前にもっと骨太の、マネーリテラシーや人生教訓、歴史の素養などを身につけることがおススメです。
・ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」
・アドラー心理学の「嫌われる有機」
・マスクスの「資本論」
・ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」
これらの仕事に直結しにくいものの、名著中の名著は読んでおいて損はないです。
もしハードルが高ければYoutubeでこれら著書の要約動画もたくさんアップされているので超おススメです。
そして最後に挙げた「筋トレ」は、冗談抜きに実は一番おススメです。
メンタルへの好影響、見た目が変わることで得られるメリット、そして健康増進・・・これはすべての活動の源泉です。
複業体制を確立しよう
不必要な支出を減らし、無駄な時間を徹底的に見直し、お金と時間を捻出し、それを自己投資という再投資に回す、これはいわゆる「経営」と同じです。
サラリーマンをしながら「経営」の練習もしているわけです。
株式会社「自分」が売り上げ、利益を伸ばしていくためには、どうした経営方針で活動していくのがいいのか、自己投資で骨太の知識を吸収していくと、おのずと「感」が磨かれていきます。
とはいえ、手がける複業が全てうまくいくほどあまくはありません。
このあとは失敗してもいかに致命傷を負わず、トライアンドエラーを続けられるかです。
自分の時間の切り売りではなく、ノウハウや経営資産がストックできるビジネスであれば、このトライアンドエラーを繰り返せば繰り返すほど、時間の経過とともに成果が表れてくるはずです。
さて、ここまで書いてきたことを実施するのは容易な事ではありません。多くの労力と時間を要します。
それでも、、それでも、、それでも、、不条理なことに翻弄されず、自由で幸福度の高い、働き方を確立し、人生を謳歌するには、時間も労力も全然惜しくはないはずです。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
この記事を書いた人
山崎岳史
東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。
おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。
自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。
最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。
このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。
この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。
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