健康は自分で死守しろ!?フリーランスのココロとカラダの健康防衛術

複業ナレッジ・ノウハウ

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。

複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。

この記事を書いている今現在、高熱にうなされております。

意識朦朧の中、強く感じる事があります。

一番大事なものは仕事でもお金でもなんでもなく、自分と家族の健康であると・・・。

こんな言わずもがななことに気づけていないとは・・・じぶんの健康や命が危機に瀕してようやく気づくとは我ながら情けない事です。

そして、じっさいに大きな病に見舞われなければ、そんな大事なことに気づけなかったという方は自分だけではないでしょう。

フリーランスはとくに自分の健康をないがしろにしがちです。

今回はフリーランスがいかにじぶんの健康を守っていくことが大事か、いかに守るべきかについて口をすっぱく述べていきます(自戒も含め)。

フリーランスの健康が軽視されがち問題

さきほど、申し上げましたが、フリーランスはとくに自分の健康をないがしろにしがちです。

理由はさまざまですが、やはりフリーランス特有の働き方・環境が起因しているように思われます。

不安定からくる仕事しすぎ

フリーランス、とくに駆け出しのフリーランスはサラリーマンにくらべ収入は不安定になりがちです。

これは否定しません。

収入が不安定ということは、来る仕事来る仕事、ついつい飛びつかざるをえない状況に追い込まれます。

じぶんの体調に耳を傾けることなく、ストレスフルな仕事であっても飛びついてしまう・・・フリーランスの実に悲しきサガですね。。

若いうちは幸か不幸か体力で乗り越えられてしまうものです。

しかし、若い時に繰り返した無謀は、確実に身体に蓄積していきますので、歳をとって体力や免疫力が低下してきたときに、一気に噴出してダウンしてしまうのです。

自分の命や健康が一番なのはわかりきっているはずなのに、自分の命を削って仕事をする・・・不思議なものですよね。

完全なるオンオフがない仕事形態

フリーランスに有給休暇、代休、長期休暇、お盆休み、忌引き、そんなものはありません。

もちろん、断固休むと決めて一切仕事をしないと自分自身で遵守すれば休みにはなるのですが、その間の仕事を誰かが引き受けてくれるわけではないので、ついつい電話が来たら出てしまうものですし、久々の旅行に行くとしても旅行先にもパソコンを持ち込んで、仕事を続けてしまったり・・・フリーランスの悲しきサガですよね。

もちろんこの働き方が向いている人もたくさんいます、じぶんもサラリーマンよりフリーランスの働き方の方が100倍性に合っています。

しかし、このオンとオフがない働き方の形態に免疫がない人は、確実に心身の健康が蝕まれていくといっても過言ではありません。

営業時間や定休日を設定し、その営業時間外に電話が来たり、作業をお願いされたりしたときは、断固断るという姿勢も必要なのかもしれません。

不調を指摘してくれる同僚がいない

よほどのブラック企業でない限り、会社組織で働いていれば、体調が悪そうにしていれば、周りが気づいてくれるはずです。

そんな体調不良の人を働かせ続けていれば、上司や会社の責任を指摘されかねませんからね。

フリーランスは、周りに不調を指摘してくれる同僚がいないわけですから、自分の不調が見逃されがちです。

結局のことろフリーランスである皆さんの健康を守ってやれるのは、自分自身しかないということです。

健康診断に無頓着

会社組織で働いていれば、年に一度、充実した健康診断を強制的に受けさせられます。

会社が費用を負担してくれますし、、もちろん、健康診断に行っている時間も業務時間に入れてもらえます。

フリーランスは基本的に、それぞれの人が任意で市や町の健康診断に申し込んで診察を請け、その費用はフリーランス持ちですし、診察を受けている半日や1日分は仕事で得られる収入は奪われることになります。

フリーランスが健康診断をさぼりがちなのもうなづけますよね。

クライアントに迷惑がかかる・・・代えが効かないフリーランス

もし仮に病気になり、仕事が手につかなくなった時、サラリーマンであれば会社を休み別の人が業務を担当します。

もし業務が回らなければそれは管理職のせいであり、いちサラリーマンが気をもむ問題ではありません。(ブラック企業をのぞく)

問題はフリーランスです・・・

納期を設定してある案件の途中、大きな病気にかかり業務を遂行できなくなった時、どうしたらいいのでしょうか?

事情を説明すれば、大半のクライアントは理解してくれるはずですし、現実的にも物理的にも無理なものは無理なので、じぶんのカラダを第一に考えて養生すべきなのですが・・・

責任感の強い、フリーランスの皆さんは、自分がフラフラであるにも関わらず、納期に間に合わすべく病床でも仕事をすすめてしまう・・・

病気だけでなく、日ごろから自分の身にいつ何が起きても対処できるように、対策を練っておくことで、心安らかに仕事に打ち込むことができるはずです。

さて、これより自分のカラダとココロの健康を死守するための具体的な方法についてあげていきます。

絶対死守・・・フィジカルヘルス(カラダの健康)編

もっとも大事、睡眠時間の確保

世の中の生存競争は実に過酷です。

朝起きてからの生命活動・生産活動でうけるダメージは、自覚が無いだけで確実にカラダに蓄積されていきます。

そして、1日に一回、7~8時間という長い時間を睡眠時間にあてることによって、これらのダメージのリカバリ(回復)が行われるわけです。

この睡眠で得られるリカバリ(回復)がなければ、生物の生命活動は成り立ちません。

端的に言えば、睡眠時間を削るという事は、自分のカラダのダメージを回復させることなく、酷使し続けるということなので、生産性は落ち、早期にダウンすることは目に見えています。
命を削ってまで頑張った仕事も、結局たいした集中力や創造力を発揮することはできませんから、百害あって一利なしなんです。

睡眠を削って仕事をすることがいかに愚かなことか・・・こんなわかりきっていることなのに。

いまだに徹夜で仕事をすることを強いる超絶ブラックな労働環境がいまだに散見されます。

筋トレ

筋トレが健康増進に寄与するというのはどうやら間違いなさそうです。

筋肉量が多いほど基礎代謝量は増し、体の中の余分な糖質や脂肪がどんどん燃焼されます。

その結果、血糖値の上昇が抑えられ、肥満防止やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防にもつながります。

その他、こり・むくみ・冷え性の改善、睡眠の質向上、人に与える印象の改善、そしてテストステロン値の向上により肉体面・精神面両面の健康増進が期待できます。

免疫力を高める生活スタイル

最近では、新型コロナの流行で、行動制限やワクチンやマスク・消毒の徹底等、おおくの生活様式の変化を余儀なくされています。

しかし、行動制限で人間らしい生活を自ら犠牲にして、家に閉じこもっていては、あきらかに不健康で不健全な状態です。

これでは免疫力は低下し、病気にかかりやすく治りにくいカラダになってしまうのではと推測しています。

結局、コロナから遠ざかろうとして、結局、自分自身の免疫力は低下して病気になりやすくなっていく、じつに本末転倒な状態になっているわけです。

もう一回、人間本来の免疫力について、もう少し信じてあげるコロナ対策があってもよいのではないでしょうか。

定期的なデンタルメンテナンス

歯のコンディションと幸福度は密接に結びついています。

虫歯を放置すると、さまざまな病気の遠因となることも指摘されています。

たとえば虫歯の細菌が鼻の粘膜に感染して「副鼻腔炎」になるリスクがあります。

しかも虫歯になると、食事もおいしくなくなるばかりか、自信をもって笑顔になることも少なくなり、幸福度の高い生活とはとうてい呼べない状態になってしまうものです。

じぶんは40歳のときに300万円ほどかけて、おおがかりな歯のメンテナンスをおこなってきました。

じぶんが生涯のうちで、使ってきたお金の使い道の中で一番いい使い方だったなぁとしみじみ感じております。

ぜひ皆さんも、定期的な歯のメンテナンス心がけてみてください。

歯のコンディションを最高に保つことは、じつは1番のライフハックだと確信しています。

絶対死守・・・メンタルヘルス(ココロの健康)編

カラダ以上に、守るのが難しいココロの健康・・・メンタルヘルスを死守する戦略を練りましょう。

ここでも大事・・・睡眠時間の確保

どんなに悩みを抱えていても、眠っている最中からは、悩みからは開放されます。

睡眠はあらゆる活動の礎ともよべるものですから、睡眠時間を削ってまで何かするという選択肢は人生から棄ててしまってOKです。

もし、ストレスや悩みがあまりに大きく、睡眠に入ったとしても、すぐに起きてしまい、連日睡眠不足に悩まされるような場合は、ストレスの根幹からすぐに逃げるようにしてください。

繰り返し言いますが、じぶんの命より大事なものはないんです。

責任感がつよいのは良い事ですが、自分の健康と命を犠牲にしてまで守る必要ないものです。

定期的な運動(反復運動)

定期的な運動、とくに反復リズム運動は、カラダの健康を増進させるためにやるイメージの人が多いですが、メンタルヘルスの改善に寄与する面が非常に大きいと言われています。

わざわざフィットネスジムを契約しなくても、近くの公園をウォーキングや軽いジョギング、自転車こぎだけでもまったく問題ありません。

もし、日々の仕事が忙しく、週に2~3回程度、30分ほどの定期的な運動すらままならないというような仕事は、あきらかに仕事量が多すぎます。

睡眠時間にしても、定期的な運動をする時間にしても、まずは絶対必要なものとして第一優先で確保してから、空いた時間で仕事をする・・・その程度のスタンスでいいんです。

徹底的にクライアントを厳選する

ストレスの元凶となるお客さんは極力避けるようにしましょう。

自分が新規の案件のひきあいを受けた時、打ち合わせをすることになりますが、仕事の内容や報酬・納期などの条件よりも、クライアントがどのような人となりで、信頼関係が構築できるのかどうかをしっかり見極めるようにします。

初見の打ち合わせで見抜くのは至難の業ではあるのですが・・・

お金に目がくらんだ状態では見極める事はできませんが、良好な人間関係を第一優先に考えている人であれば、招かれざるお客さんを見極め、近づけない事は可能です。

精神的に不調を感じたらすぐにメンタルクリニック

自分のメンタルの不調は、じぶんではなかなか気づけないそうです。

とくにフリーランスの場合は、周りに変化を指摘してくれる人も少ないので、じぶんが少しでもメンタルに不調を感じたら早めにメンタルヘルスクリニックなどを受診するのをおススメします。

もちろん、ストレスの元凶である原因をどうにかしなければ長期的には解決しないのですが、メンタルが病んだ状況では正常な判断ができず、つい自暴自棄的な判断をしがちです。

まずは、必要な薬を処方してもらうなり、先生に話しを聞いてもらい気持ちを整理してから、対策を練るとしましょう。

数多くの収入源を確保し、数多くのコミュニティ・サードプライスに所属する

所属するコミュニティの数が少なければ少ないほど、一つのコミュニティへの依存度が高まり、その少ないコミュニティで自分の居場所が脅かされる事に、多大なストレスを感じるようになります。

逆に所属するコミュニティが多ければ多いほど、コミュニティひとつひとつに依存することはなくなり、ひとつのコミュニティで居場所が脅かされたところで、精神的なダメージは少なく、そこではない他のコミュニティに救済を求める事ができます。

副業・複業を禁止する旧態依然とした会社組織は、いかに自分の会社に強く依存させるかという思惑を感じます。

これからの時代は、収入源や働き方・クライアントなどを極力分散し、趣味や地域のイベント・サークルなど多種多様なコミュニティに所属することで、自分の心が特定のコミュニティに依存させられることから回避するのが重要になります。

大自然に触れる

精神的に追い込まれ、もうにっちもさっちもいかなくなったら、最終的には大自然に触れる事です。

日々、定期的に大自然に触れている人で、精神的に病んでいる人をほとんどみかけません。

じぶんも精神的に大きなダメージを負った時、毎週末、江の島から茅ケ崎まで海岸線をひたすら歩く生活を続け、精神的に大復活を遂げましたし、最近も心が荒んできたなぁと感じたら、すぐに船のチケットを予約し離島に旅行に行く事で、ココロのコンディションを整えています。


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この記事を書いた人

山崎岳史

東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。

おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。

自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。

最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。

このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。

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