度々耳にするようになった「働き方改革」という言葉。企業はそれぞれ労働環境の改善をし、従業員の新しい働き方を推進しています。

昨今、数多くの改革の中で注目されているのが副業・複業。少し前までは、雇用されている会社以外の場所で働くことはご法度でした。しかし今では、大手企業・ベンチャー企業・NPO団体などさまざまな組織で、副業・複業の解禁が加速しています。

この流れの背景には、インターネットはもちろん、facebookを代表するSNSの進化、さらにはインターネット上で仕事がカンタンに受発注できるクラウドソーシングという仕組みが整備されてきたことにあると言われています。PCやスマートフォンさえあれば、誰でも簡単に個人のスキルやキャリアを発揮でき、個人事業主として活躍しやすい時代になってきたとも言えるでしょう。


「副業」と「複業」は何が違うの?

どちらも同じ意味でしょ? と思う方が多いことでしょう。それもそのはずです。同じ「フクギョウ」でも、「副業」と表記しているケース、あるいは「複業」と表記しているケースがあります。いろいろな場面で使われているため、その規則性などを感じにくいのが事実かもしれません。多くの方はおそらく「副業=副収入を得るための本業とは別の仕事」というイメージが強いでしょう。

「副業」を広辞苑で調べてみると「本業のほかにする職業」と記載されており、例えば大企業で働いている方でいうと「深夜に飲食店のバイトをする」「出勤前に新聞配達をする」という本業の時間帯に被らないリアルな副業がイメージできるでしょう。一方で今の時代では、「アフィリエイトで広告収入を得る」「ネットオークションで売却益を得る」といった時間に縛られないインターネットを活用した副業も当然ながら行うことができます。このように、本業の他にする職業(仕事)のことを副業と呼びます。

「複業」とは?

複業も副業と同様に“本業以外の仕事”のことを示します。

しかし、副業はあくまで本業が空いた時間を利用して行う”サブ的な仕事”と捉えてください。一方で複業は、日本語俗語辞典によると、どちらが本業か区別出来ないようなものと記載されています。(本業と同レベルで、本業と同時進行が可能な仕事を行うこと)

つまり、サラリーマンであれば、本業を持ちながらお小遣い稼ぎをしている状態は「副業」になり、自分のスキルを本業と同レベルで発揮しながら収入を得ている状態を「複業」というわけです。

『複業家』?サラリーマンの新しい働き方

複業のような働き方は「フリーランス」や「起業家」だからこそできるものだと思っている方も多いのではないでしょうか。

大手企業に勤めていると、勤めている会社以外で収入を得ること自体が難しいため、どこか遠い世界に思えるかもしれません。

しかし、実際にはそんなことはなく、いま企業自体が副業や複業を解禁しようではないか!という風潮になってきているのです。

ある大手企業では、雇用形態を問わずにサブワークという意味の「副業」ではなく「複業」を推奨しています。そのため、勤めている会社に隠れ、コソコソと「副業」するのではなく、自分がやりたいことを堂々とチャレンジできる環境で、一人ひとりが自分の持っているスキルを最大限に発揮できるケースも増えているのです。

より自分のライフスタイル合った働き方を選択していく

本業以外の職業で副収入を得るという「副業」と、本業と同等のスキルや経験を最大限に活かして収入を得る「複業」。自分の価値観とライフスタイルに合った働き方を自分で“カスタマイズ”する時代になってきたのかもしれません。

 

 

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