2019.02.12
家から出ない生活を目指してー外資への転職&複業でのパラレルワークを開始
今回のパラレルワーク実践者インタビューはこちらの方にお願いしちゃいましたー(*´Д`)
【プロフィール】
PN:水城 みかん
家から出たくないばかりに在宅勤務可の外資へ転職したアラサーOL。
買い物はAmazonや楽天、ネットスーパーを活用し、やる気がない日のご飯はUber EatsにLineデリマ。暇つぶしはAmazon Prime VideoにNetflix、Amazon Prime Reading。夜間はOculus goのおかげで現実からのログアウト率高め。
Amazon Echoをフル活用し、テレビのスイッチすら押さない生活を送る。
現在は平日はOL、土日はWebライターとして活動中。
ーなぜパラレルワーカーとなったのか?
いきなり重い話で恐縮なのですが、きっかけは、ガン検査で「今後ガンになる可能性のある細胞が見つかった」と診断されたことですね。
何度か検査した結果、このとき見つかった異常はなくなり晴れて自由の身となれたわけですが、全ての検査が終わるまでの9ヶ月間、生きた心地がしなくて。
自分があとどのくらい元気でいられるのか、入院や手術はいつあるのか、お金がいくらかかるのか、仕事は続けられるのか・・・
そんなことを日々ぐるぐる考えていると、時間がすごく惜しく思えてくるんですね。あれもやりたい。これもやりたい。でも、自分には時間がない。1分、1秒が惜しい。
そんな中で会社に行くと、もったいない時間がたくさんあることに気づかされました。電話が掛かってきて強制的に作業を中断させられる時間とか、おっさんのくだらない世間話に付き合わされている時間とか、時間内に終わらない会議とか・・・
「このおっさんはこのままあと30分話し続けても、残業代がちょっと増えるだけで、昼からゲートボールをする老後が待ってるんだなー。いいなー。私には時間がないのに。」って思ってました。完全な僻みですけど。笑
私はこの状況になって初めて、自分の人生に限りがあることに気づきました。で、自分が一番やりたいこと、残りの人生をどうやって生きていきたいか?って考えたところ「出来るだけ家から出たくない。で、猫を飼ってみたい。」って思ったんです。
「家から出たくない」っていうのは別に誰にも会いたくないとかじゃなくって、「効率の悪いことで無駄に時間を消費したくない。そんな暇があったら家で好きなことやっていたい。」ってニュアンスです。通勤時間とか、レジに並ぶ時間とか、だらだら仕事する時間とか。そんなことをする時間があったら家にいたい。自分のやりたいことをやるための時間をもっと増やしたいって思って。それを実現するために、今の会社に転職しました。今の会社は一日の就業時間が前の会社より1時間短いので、単純計算で1か月20時間自分の好きなことをする時間が増える。在宅勤務も出来るので、通勤時間も減る。その増えた時間を使って、複業を始めました。
ーなぜWebライターだったのか?
私は本業は経理として働いているのですが、AIの進歩もあり、このままこれ1本で働いてゆくことに不安を覚えていました。そこで別のスキルを身に付けるため複業を始めました。Webライターだとパソコン一つあればいつでも仕事が始められるし、特別な知識もいらなかったので。本職が経理という固い仕事なだけに、もっとクリエィティブな仕事をやってみたかった、っていうのもありますね。
プラスして、Webライティングだと家で仕事ができるので、猫を飼ったときも一緒に家にいながら仕事ができるし、猫を飼う資金も貯められる。今までライティングで頂いた報酬は、しっかり貯めてあります!
ーWebライターとして、どうやって仕事をしているのか?
Webライターとしては、主にクラウドソーシングサイトを使って仕事を探しています。最初はフィットネスや経理関係、海外旅行等、自分の得意とするトピックスの募集に応募していきました。最近は大体週に1,2本の記事を書かせてもらっています。本職のランチタイムに情報収集をしたり下調べをして、土日に仕上げをしています。
ー今後の目標は?
今後はライターとしてもっと稼げるようになりたいですね。そのためには、今より手がける案件の幅を広げる必要があると思っています。VRやARにすごく興味があるので、この方面の勉強を始めてみようかと。ホームページやバナー作成のお仕事も面白そうだなって思ってます。
もっと稼いで、今よりちょっと都心から離れたペット可の家に引っ越して、猫を飼いたい。それが当面の目標ですね。そして、猫と一緒の快適な引きこもり生活を手に入れたいです!
現状の仕事や職場に対して不満や不安を持ちながらも、なかなか改善への行動に一歩踏み出せない人も多いんじゃないかと思います。そんな中で、自分の選択で自分の人生を意思決定していく強さを身に着けたみかんさん、とっても素敵ですね。
複業を始める際、「自分がやりたい事」だけを優先しすぎると、継続したビジネスに消化しないケースもよく失敗例として耳にします。
みかんさんの場合、「自分に何ができるか」という視点でライター業を選択され、経理やフィットネスという得意ジャンルとの掛け算で実績を積んでいく具体的な戦略もベンチマークできるポイントだと思いました。また、時間が比較的に自由に選択できる外資企業への転職により安定した収益も確保しながら、徐々に自分の理想とするライフスタイルに移行していくステップを踏まれていた、という点も成功率を高めた重要な点かもしれません。
新しい一歩を踏み出したみかんさんを今後もウィズパラは応援していきます~(*’ω’*)