フリーランスが幸福度爆上げするために順守しているマイルール・マイポリシーを紹介

複業ナレッジ・ノウハウ

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。

複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。

じぶんはフリーランスになってからはや17年目に突入していますが、地獄のサラリーマン時代に比べれば、まさにこの世の春を謳歌していると言っても過言ではない快適な過ごし方をしています。

フリーランスで働けば誰しも天国と言いたいわけではありませんし、サラリーマンが絶対に悪いと言う気もありません。

しかし他者に依存する傾向の強いサラリーマンは、かなりガチャ(運)要素が強いのではないかと感じています。

理不尽な上司や同僚・部下というのは、どこの組織にでもいるものですし、サービス残業あたり前のブラック企業に入ってしまったら目も当てられません。

ホワイト大企業になんとかもぐりこんで、しがみつけば定年まで安定した生活と恵まれたワークライフバランスにありつける可能性は高いですが・・・

そんなホワイト大企業は、数ある企業の中では極少数と言わざるを得ないでしょう。

フリーランスも10人いれば9人が10年以内に廃業すると言われているので、甘いものではありませんが・・・

煩わしい人付き合いが無く、自らの努力と才覚で成功を引き寄せることができるのはフリーランスだけです。

要はサラリーマンに比べて他者に依存する割合が低く、サラリーマンほどガチャ(運)要素が強くないのです。

ただフリーランスは成功も失敗もすべて自らが決断・選択していく末に得られる自己責任の世界なので、よほど日ごろから知恵を蓄え自分を律していかないとうまくはいかないでしょう。

今日はフリーランスの自分が、日々、読書や自己研鑽、数々の失敗を経た経験から気づいた教訓などをベースに、
自らに設定している「幸福度を爆上げするために順守しているマイルール・マイポリシー」を紹介してきます。

仕事編

皆さん、サラリーマン時代のつらく苦しい不条理な経験を経て、夢のフリーランスへ転身した人は多いものの、あまりに自分に厳しく仕事やお金に執心するあまりにセルフブラック企業化する人が後を絶ちません。

じぶんもセルフブラック企業化した、過去はあります。

また人を見ずに報酬面だけを見て誰かれ構わずに仕事を請けたりしたことで、案件が炎上したことも多々あります。

そんな苦い経験を経て、確信を得て、ルール化・ポリシー化した決まりをご紹介します。

1.クライアントは徹底的に選ぶ

仕事編のマイルール1は、徹底的にクライアントを選ぶというルールです。

Web系フリーランスの仕事は、クライアントからの要望を汲み取り、複雑な成果物を制作していく、複雑な工程になります。

なので、クライアントが要望をコロコロ変えたり、指示の言語化が的確でなかったり、人格が誠実でない場合は、簡単に案件が炎上してしまいます。

案件が炎上するとせっかく割いた労力が、完全に無駄になるばかりか、心身に大きなダメージを負うことにもなりかねません。

タクシー運転手ならお客さんを選ぶことは法律的にダメかもしれませんが、Web系フリーランスは相手を見て仕事を請けるも請けないも自由に判断することができます。

クライアントは徹底的に選ぶべきなんです。

そんなことを言ってもお客さんを選り好みしてたら、仕事にありつけないよという声も聞こえてきそうですが・・

自分からするとむしろ逆です。

本来断るべきクライアントから仕事を請けてしまったがゆえに、金銭的にも身体的にも損失を負い、貴重な時間も消費してしまう。

その損失を埋めるために、無理して別の仕事を請ける羽目になる・・・・。

要は負のループにはまってしまいます。

今までの長いフリーランス人生の経験から、クライアントは徹底的に選ぶ方がメリットの方がはるかに大きいです。

少しでも嫌な予感が生じたら、断るか、確信を持てるまでもう少し様子を観ましょう。

2.最優先事項は「自分の健康」

念願のフリーランスになったのだから昼夜とわず仕事に明け暮れたくなる気持ちもわからないでもないですが・・。

漫画家さんが無茶なスケジュールで執筆に終われ、健康が損なわれて短命で亡くなられるみたいな話をよく聞きます。

手塚治虫先生もそんなひとりですよね。

命をかけるほど、仕事にのめりこむというのは聞こえはいいですが、健康に支障が生じて早く死んでしまっては、それだけ大事な仕事を長く続けることができなくなって本末転倒となってしまいます。

仕事に命をかけるまで言わないまでも、多くの人がわずかなお金のために、睡眠時間を削ったり、ストレスで体調やメンタルが不調になるまで仕事をしている現実を不思議に感じてしまいます。

じぶんは最優先するべきは「自分の健康」であると、再確認して、「自分の健康」を阻害する条件の仕事はすべて断るようにしています。

そしてそれが逆に仕事のパフォーマンスを上げることにもつながっています。

3.スケジュールを詰めすぎない

自分の健康と同じく、守りたいのは自分が幸福度高く日々を過ごすために必要な長さの自由な時間です。

じぶんは楽しい仕事なら大歓迎ですが、それでも自由な時間、例えば家族と過ごす時間や、旅行に行ったり趣味に没頭したり、読書やYoutube鑑賞などをする時間は、優先的に時間を確保し、空いた時間で仕事をするくらいのスタンスでいます。

若い時にはじぶんの時間は無限にあると錯覚しがちですが、人生は思ったより短いです。

仕事が趣味の時間や自由に過ごせる余暇の時間よりも価値があると思っている人でない限りは、じぶんの自由な時間の確保に全力を尽くしましょう。

それが結局は仕事の生産性を上げることにもつながります。

4.楽しい仕事&自分のスキルが役に立つ仕事しかやらない

マックジョブをしている人を否定するわけではありませんが、じぶんはこれまでの人生で長い時間をかけて習得してきたスキルや知識を最大限に発揮できる仕事しかしないようにしています。

なぜならその方が間違いなく希少性があって報酬単価も高く、幸福度が高く仕事ができるからです。

自分にしかできない仕事というのは人からすごい感謝されますし、報酬も高めに設定しても引く手あまたです。

じぶんのスキルが役に立たなくても楽しい仕事ならやりたいですが、逆を返せばだれでもできる仕事なので、なかなか良い報酬で楽しい仕事は落っこちていないですよね。

プライベート編

1.付き合う人は徹底的に選ぶ

仕事編のマイルール1でも同じようなルールを掲げましたが、プライベートでもまったく同じようなことが言えます。

プライベート編のマイルール1は付き合う人は徹底的に選ぶというルールです。

これは何も恋人や結婚相手を選ぶというだけではなくて、普段交友する友人も徹底的に選びます。

人生は「何をやるか」よりもはるかに「誰とやるか」が重要といえます。

万人といかに仲良くするかというのは理想論で、現実的には不可能ですし、間違いなく人生つらくなります。

合わない人とは徹底的に距離をとり、絡まないようにして、合う人だけで活動ができるようにあらゆる工夫・努力をしていくのが吉です。

2.寝たいだけ寝る

いやぁ、寝るのって本当に気持ちいいですよね。

これ自分だけですかね。

まぁ、もちろん、毎日、1日中寝ていたいとかそういうわけではないですが・・・

睡眠時間を削らなくてはならない、予定・活動・仕事などは極力入れないようにしています。

フリーランスになってから、基本的には毎日目覚ましをかけていませんし、昼寝も寝たいときに寝ています。

夜もめちゃくちゃ早く寝ています。

それでも毎日上手く回っていますし、仕事でもじゅうぶん稼げています。

3.趣味にまい進して人生を楽しみつくす

自分より多趣味な大人はあまりいないかもしれません。

趣味が多ければ多いほど幸せとは限らないと思いますけど、趣味の時間がほとんどなく仕事と家事に明け暮れるのはじぶんには耐えられません。

もちろん多少仕事をやっていないと趣味も楽しくなりませんから、この辺はバランスかなと思います。

そして大人になってから数々の趣味の開拓に精を出してきたからか、趣味の世界でも何をしたら/どうしたら楽しくなるかという方法論が確立できてきました。

これも「誰と行うか・自分の裁量で自由に行えるか」がキーワードと言えます。

年齢を重ねるにつれ楽しめる趣味も変遷していきますが、死ぬまで趣味にまい進して人生を謳歌したいと思います。

お金編

1.お金に関する5つの力(貯める力・稼ぐ力・増やす力・守る力・使う力)を身に付ける

このお金に関する5つの力を育てることを提唱しているのは、有名マネーリテラシー系Youtuberの両学長です。

非常に有益な情報は毎日のように配信してくれているので、お金持ちになりたい人は必聴のチャンネルです。

ちなみにこの5つの力(貯める力・稼ぐ力・増やす力・守る力・使う力)の中で、どれかひとつでも欠けたら蓄財の努力が水の泡になってしまう、非常にバランスが大事だということがチャンネルでは説かれています。

人生はお金がすべてではありませんが、あらゆることの土台になるのはお金ですし、自由を手に入れるためにはやはりお金は大事ですよね。

ちなみに、5つの力の中でももっとも育てるのが難しいと思う、最近重視しているのが「使う力」です。

不断の努力で貯めたお金を、あとはいかに有意義な経験に変換するかという力ですね。

歳を取って死ぬときに一番お金持ちの状態になっても、あまり意味はありませんから。

2.最低限のマネー系古典名著を読む

やはり過去から受け継がれる名著・古典は裏切りません。

必ず人生を豊かにするのに役立ちます。

じぶんが最低でも読んでおくべきと感じるマネーリテラシーを育む名著は次の通りです。

・バビロンの大富豪
・金持ち父さん貧乏父さん
・ウォール街のランダム・ウォーカー
・インデックス投資は勝者のゲーム
・敗者のゲーム
・投資の大原則

あたりでしょうか。

今ならYoutubeでサクッと要約を観れるので、それぞれぜったい観ておくことをおススメします。

3.欲と不安をコントロールする

今ままでの人生で苦い体験を経て得た確信があります。

大きなお金のトラブルや異性問題など人生で転落している人は、大きな「欲と不安」に取りつかれた人です。

そして過去のじぶんもまさにそんなひとりでした。

逆に「欲と不安」をコントロールできれば、人生において大きなトラブルは一気に遠ざかると言って間違いはありません。

どうやったらコントロールできるのかもなんとなくわかってきました。

徹底的に智慧を磨いて日々、規則正しく、誠実に生活する・・・これだけです。

4.それでもお金の優先度は低い

お金は大事ですけど、人生の中で優先度としてはさほど高くありません。

世間の人を見ているとあたかも「お金」が行動の第一優先項目になっている節があって、正直疑問です。

まぁ人それぞれの価値観なので、人のことはほぉっておきますが・・。

自分はお金の優先順位を高くしすぎずに、生きていこうと決めています。

人生編

1.知恵を最大の資産と自覚する

最近、金融資産なんてものは水物でふとしたことで、大きく減らしたり無くなったり、マイナス(借金状態)になったりしてしまう非常にもろくて無常なものだと感じています。

ただ一度身に付けた知恵に関しては、そうそう簡単には失われず、いつでも知恵をベースにお金を稼ぐこともできますし、危機を遠ざけて幸せな時間を見出すこともできます。

要は、日ごろから知恵を身に付けるために日々勉強しておくのが、人生の最大のリスクヘッジになると、そう確信しています。

2.世間の価値観や常識を疑い自分の直観に正直に生きる

世間の価値観に合わせて自分の行動を決めると、それは他人の人生を生きていることを意味しています。

人に認めてもらうための努力だったり、社会の価値観で良しとされる競争を勝つことに執着したり・・・

じぶんはそういうものから離脱することを心に決めました。

あくまでも自分の基準、自分の価値観、自分の矜持のために生きていきたいと心に決めました。

3.人生の意味を自ら決定する

人生の意味を見つけるとか、自分探しに出るとかよく聞きますが・・そんなものどこにも落ちてはいないですし、正解なんてないわけなので、結局はじぶんで勝手に決めればいいんです。

人生をかけて達成したい目標や、自分が活動する目的、じぶんが生きている意味を勝手にマイルールとして決めるんです。

そうすることで、仕事もプライベートも迷いなく頑張れますし、なにより楽しめるようになります。

今日はベテランフリーランスが仕事だけでなく、人生を見つめ、もがき考え抜いた末の結論【マイルール・マイポリシー】をご紹介させていただきました。


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ウィズパラを運営する僕の”建前”と“本音”


この記事を書いた人

山崎岳史

東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。

おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。

自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。

最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。

このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。

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