Web制作者はもう不要?Geminiを使ってWebサイトを作ったら一瞬でキレイなWebサイトができた件

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100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。

複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。

じぶんはWeb制作者として2008年の12月に独立してはや17年以上が経過しています。

当然、当時とは環境も大きく異なり、技術の進歩によってWeb制作の手法も大きく変わってきています。

ただ、それでも最近のAIの登場に比べれば些細なものでした。

これまでもWeb制作の知識を持たない人が、ウィザードを走らせるだけで無料でホームページが作れるというようなサービスはありました。

しかし最近のAIで作成するWebページは、その手軽さと生成されるWeb成果物のクォリティには目を見張るものがあります。

端的に言えば、もう下手なプロに任せるよりAIに任せた方が良いものが作れるところまできてしまったのです。

しかも無料。

しかも一瞬。

じぶんはそんな時代の趨勢を2025年くらいには感じ取り、Web制作業を縮小させる決断をしたのでした。

本当にWeb制作フリーランスはもうオワコンなのか、無用の存在なのか、今後この仕事でご飯を食べていくことはできないのか?

考えていきましょう。

クライアントが理想のWebページを作って持ってきた

じぶんの古くからお付き合いさせていただいているクライアントから依頼がきました。

AI(Gemini)を使って作りたいページを生成したので、これを既存のWebサイトに付け加えてほしいというご依頼です。

正直ビックリしました。

Geminiが生成したページの完成度、プロのWeb制作者がデザインしたものと遜色ないどころか、下手なデザイナーに頼むよりもはるかに洗練されていたからです。

AIがいかに高機能とはいえ、プロンプト(指示文)を相当練り上げないとこのページは作れないのではと考えていましたが、そんなこともありませんでした。

そもそもどんなページを作成したら良いかという、根本のところからAIに丸投げ(提案してほしいと指示)したのです。

そこから提示された提案に対し、参考サイトを挙げて、このサイトのテイストでページを作成してほしいと指示を出しただけ。

もちろん挿入されているイラストそれぞれに対し、微調整は必要だったということですが、それにしても凄まじい情報処理能力。

じぶんがWeb制作ではもう仕事にならないと判断したのも、間違いではない・・・

正直そう感じてしまいました。

イラスト・ライティング・デザイン・ギミック・データ処理すべてAIで生成可能

AIが生成するのはWebページ(マークアップ部分)だけではありません。

今やイラスト・文章、CSSでのデザイン・ギミック(アコーディオンやスライド、開閉、パララックスなどの動き)・メールフォームやデータ処理など多くの範囲をカバーします。

もちろんそれぞれを完璧に理想通りのものを生成させるには、指示を出す(プロンプトを書く)側の力量も必要になります。

しかしAIに精通(完璧なプロンプトを書ける)している訳ではない、ごく一般的なクライアントの方が、あのページを生成したという事実に驚愕したわけです。

しかもAIは今まさに完成したところというわけではありません。

今は進化の途上であり、その進化のスピードは指数関数的に加速している印象があります。

今は生成したページを元に既存のWebサイトに反映してほしいという依頼がある通り、Wordpressベースのサイトへのマージ作業やサーバ周りのセッティングを行うなどWeb制作者が手伝える仕事は完全に無くなったわけではありません。

しかしそれすら全てをカバーしたAIも一瞬で登場する事でしょう。

完全無欠、さらなる進化を続けるAIに対しWeb系フリーランスはどう対処する?

クライアントからどのようなサイト(ページ)を制作したいかを何回か打ち合わせをセッティングした上、ヒアリングを重ね、ひな形を作成しクライアントとイメージをすり合わせてデザイン案を起こし、必要なイラストや写真、動画などは別のプロに別途発注する。

その後フロント周りをマークアップして、サーバサイドの処理も作り込んでいく・・・。

テストを重ね、クライアントに確認を取ったのち、修正に次ぐ修正・・・。

これらの大きな苦労がAIを利用することによって一瞬で、しかもコストをかけることなく解決できるようになるのであれば・・・。

もう我々Web制作フリーランスはいらないということになります。

はたしてWeb制作系フリーランスは、完全にオワコンなのか、少し整理してみましょう。

結論・・・生産性ではAIには絶対に勝てない

ロボットにしてもAIにしても、生産性という意味では人間は正直まったくもって太刀打ちできません。

やれシンギュラリティという言葉も出てきている通り、年々人間にしかできないことは少なくなりつつあります。

オリジナリティ・クリエイティビティの面でも、AIは近々人間を凌駕するかもしれません。

結論②・・・しかし人間の仕事は無くならない、その理由は

では、もう全ての仕事をAIに任せるべきなのか・・・答えはNoです。

少なくともまだ数年、数十年レベルで人間は仕事を奪われるまではいきません。

AIを触れば触るほど、驚かされる面とやっぱりまだまだだなという面の両面が見えてきます。

AIが得意な領域では、正直張り合うのは悪手です。

とっととAIに任せて人間は人間のやれることをやるべきです。

AIに任せるべきことと、人間がやるべきことの線引きができるようになっておきたいスキルと言えるでしょう。

AIの至らないところ、人間の仕事がなくならない理由を整理してきましょう。

AIは責任を取れない

AIただデータベースの学習結果に基づいて最適解を無条件に返しているだけで、その結果相手がどういう結果になるか責任についてはとってくれません。

成果物に対し責任を終えるのは、人間だけです。

Web制作フリーランスがAIで生成したものをクライアントに提供したとして、その成果物への責任はAIではなく、Web制作フリーランスに帰結します。

だからこそ、クライアントはきちんと責任をもって対応してくれる人を求めているのです。

AIに完全に仕事を奪われることはない大きな理由のひとつです。

細部に魂は宿る(AIの生成物に魂は感じない)

AIで生成されるWebサイトのクォリティ、正直、目を見張るものがあります。

これが無料で、しかも一瞬で生成されるなら、Web制作者は正直シャレにならないと感じると思います。

ただ、本当に凄いなぁと感じるWebサイトで全てAIで生成されたというものは見たことがありません。

このWebサイト、おしゃれだなぁ、凄すぎる・・・というサイトには人の血が通っている感覚がありますし、やはり細部のこだわりが感動をもたらすんだなぁとつくづく思います。

まだAIはその領域には到達していないですし、これからも到達するかはわかりません。

動画が本物かどうかという精度は上がり続けていて、もはや現実かフェイクかを見極める術はありません。

ただ人の胸を打つ作品を作るという意味では、人が細部にこだわって手塩に手をかけて作ったものにはAIはまだまだ敵わないと感じます。

要は、そのような細部にこだわり神が宿ったとまで表現できるクォリティの作品が作れるならAIがどれだけ進歩してもニーズはなくならないでしょう。

生成AIコンテンツは見破られる(あまり価値を感じない)

さきほど、現実かフェイクかをもはや見極められないと言いましたが、それもジャンルによります。

正直ニュース映像などは見極められないところまできていると思います。

しかしイラスト、デザインなどはやはりAI特有のテイストがあり、一発でAIが生成したものとわかります。

どれだけクォリティの高い映像やイラストであったとしても、人の手が入っていない一瞬で生成されたと判断した時点で、人はその生成物に価値を見出さなくなります。

AIも種類が豊富とはいえ、有力なものは限られているのでどうしてもAIで生成したもののテイストは似通ることになります。

そしてますますAI生成物の価値は低くなっていくんです。

最終的な微調整は人がやった方が圧倒的に早い

AIでおおまかにイラストやWebページを生成したとしても、どこか気になるところがあるものです。

そこを修正しようとしたときに、プロンプトに指示を出したとしてもピンポイントでそこを修正してくれないということが多々あります。

そこから先は、やはり人間に頼るしかない・・・人の手を完全に離れるのはまだまだ先という印象があります。

AIにも苦手はある

AIで何でもできる時代、確かにそういう流れで進んでいる気配はあります。

しかし、これはAIにはまだ任せられないというジャンル・シーンはたくさんあります。

逆に大量のデータをシンプルなルールで処理・加工するなどは、コンピュータに任せる方がいいでしょう。

結局はAIか人間かではなく、適材適所で判断していくというフェーズが続くのは間違いなさそうです。

AIを使いこなせない/AIにアレルギーを持つクライアントは多い

AIにアレルギーを持つ人たちは一定数います。

AIを効果的に使って、短期間で成果物を提供するよりも、人の手で心を込めて作ってほしい・・・そんな感覚、わからないわけではありません。

人によって生産性、コスパ・タイパという概念に抵抗があるという人もいるでしょう。

そんな人たちに振り切って営業やマーケティングを行うだけでもフリーランスであれば、じゅうぶんに稼いでいくことができるでしょう。

Web系フリーランスはまだまだ稼げる・・・これからのWeb系フリーランスへのアクションプラン

AIのプロになる

まずAIを使う側に回ろうが、AIを使わないスタイルで行こうが、AIに関する知識をつけておくのはフリーランスとして活躍し続けるための必須の条件になります。

AIでは何ができるのか、逆にAIは何が苦手なのかを、キャッチし続ける事が大事になります。

Web制作に関する作業だけでなく、じぶんの事務処理や調べ物などをAIに頼むことで、じぶんのリソースを得意なこと、やるべきことに振り向けるだけで競争優位性が増すことになります。

プロだからこそWeb制作工程でAIを活用する

Web制作者だからこそ、AIを使わずに自らWeb制作を完結させられるわけですが・・・正直任せた方がいい工程は積極的にAIにアウトソースすべきです。

とくに大量のデータを決められたルールで成形・加工するような作業はAIの真骨頂です。

細部にこだわることはできないAIにできない作業をしていく

この記事で何度も伝えていますが、神は細部に宿ります。

細部に極限までこだわれれば魂がこもり、自分の商品・サービスに大きな価値が生まれ、それが大きなリターンとなります。

AIではまぁまぁ合格点の成果物を短時間で大量に生成することはできますが、圧倒的に人の心を打つ細部まで作り込まれた作品を生み出せるかというと、それは難しいでしょう。

AIがはびこるおかげでAIでは飛びぬけられないというジレンマをつく

今は猫も杓子もAIという時代なので、インターネット上にはAIが生成したコンテンツが溢れています。

つまりAIを使いこなし、まぁまぁ良質なコンテンツを生成できたとしても、それは他の圧倒的多数の同じようなまぁまぁ良質なコンテンツの中に埋もれることになります。

同じようなクォリティのコンテンツが大量に世に溢れているわけですから、価値がなくなるわけです。

AIをあまり使わずに人の手で作り込んでいくというWeb制作フリーランスは、一周まわって脚光を浴びる可能性もあります。(もちろんクォリティが高いことが最低条件ですが)

結局、営業とマーケティングが最強

AIを使いこなそうが、使わなかろうが、お金を稼ぐフリーランスでいつづけるという意味では、やはり営業とマーケティングがすべてと言えます。

まずはクライアントに対し、じぶんがいかに信頼できるか、いかに価値を提供できるか、いかに課題を解決できるかをアピールする。

そしてまずは自分を多くの人に知ってもらう。

これができないとAIをいかに使いこなそうと仕事にならないからです。

AI嫌いな人の層は意外に多い

Web系フリーランスとして多くの人と接していると、AI嫌いな人という層が意外にいることに気づかされます。

そんなの今の時代だったら、AIに打ち込めば一瞬なのに・・・。

知らないだけなのかなと思いましたが、どうやらAIは普段から使っている様子。

その上で、あえて人に依頼したい。

そういった層が結構存在していることに気づいたのです。

自分がプロとして恥ずかしくないクォリティの商品・サービスを提供できることが大前提ですが、AIがいかに世間に浸透したとしても、人の手で商品・サービスを提供するWeb系フリーランスへのニーズはなくなることはないと確信しています。

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この記事を書いた人

山崎岳史

東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。

おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。

自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。

最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。

このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。

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