古き良き日本の姿は消える!?外国化が急速に進む日本で光明を見出すフリーランス戦略

複業ナレッジ・ノウハウ

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。

複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。

わたくしざき山は今現在東京の中野区をホームグラウンドとして複業ワーカーとして活動しているわけですが、最近つよく感じることがあります。

外国人が増え、日本人が減っている・・・どこもかしこも外国人だらけ。

体育館でスポーツをしていると、日本人が我々以外一人もおらずコミュニケーションを取ろうにも日本語が誰にも通じず愕然とすることが多々あります。

その他、人気観光地では外国人が殺到し、裕福な外国人を対象とした価格設定となり宿泊施設や飲食店の価格は跳ね上がり1泊30万の旅館、客単価2~3万円の和食屋など・・・日本人は利用できなくなっているようです。

どうやらもはやここは日本ではなくなりつつあるようです。

もちろん周囲を海に囲われ帰化に多くの制約のある日本だからこの程度という見方もできます。

鎖国に近い政策をとっている国を除き、他の国では多くの移民が流入し、より多人種な国家が形成されていることでしょう。

さて、今日の話はこの外国人が殺到して国が様変わりしていることをただ憂うという趣旨ではありません。

どれだけ悲観しようが、この傾向・トレンドは変わらないので、この状況に光明を見出しビジネスや生活を楽しいモノにする・・・フリーランスであればそんな機転を利かせて活動していこうという内容になります。

訪日民殺到!!急速に外国化が進むなか起こる変化

日本の産業が弱体化し、世界の市場で日本の製品が売れなくなって久しくなっています。

唯一、まだ頑張っているのはトヨタと任天堂、あとはユニクロくらいでしょうか。

かつて日本の十八番だった家電や半導体などは、見るも無残な状況になっています。

そんな中、外貨を稼ぐ手段として脚光を浴びているのが観光です。

日本の観光資源は世界的に見ても相当恵まれているので、観光で外貨を稼ごうと官民挙げてムーブが起こっているのはわからなくはありませんし、その影響で日本国内が変化していくのもやむをえないといったところでしょう。

もう1点、日本は未曽有の少子高齢化社会となり、社会的に働き手不足が深刻化しています。

社会を維持するために移民の受け入れハードルを引き下げているといった背景が、外国人の急増につながっているということです。

そして日本の外国化が進み社会が様変わりしていくなかで、具体的にどのような変化がおきているか見ていきましょう。

しごとの奪い合いがおこる(注・・・新たな仕事も生まれる)

外国人が多くなってくると起こる変化の代表が仕事が奪われるというものでしょう。

世界的にも移民受け入れに対する反対運動がおこり各国急速に右傾化が進んで極右政党が台頭するなどの事態が起きているのは、移民に仕事が奪われるという恐怖からでしょう。

日本は長らく平和で裕福というぬるま湯に浸かっていて、日本人そのものの競争力が落ちているとも言えますので、修羅場をくぐってきた海外の移民に競走で破れ仕事が奪われるという構図は容易に想像ができます。

しかし注意しなければいけないのは、だからといって移民を断固排除せよというのは思考停止ですし、まったく健全ではありません。

国内の法律に照らし合わせて不法行為をしていないのであれば、快く受け入れるべきですし、ビジネスは公平であるべきです。

外国人がすぐれたビジネスモデルを構築したり、優れた商品・サービスを展開するのであれば、それを見習い、もっとよい商品・サービス・ビジネスモデルを作り健全に勝負すべきです。

また多くの外国人が訪れればそこに必ず商機も生まれます。

現に宿泊業や観光業、飲食業、人材派遣業などにはすでに多くの恩恵がもたらされています。

フリーランスのような個人レベルであっても商機は必ず見出すことができるでしょう。

コミュニケーションをとることのハードルが上がる

最近、公共施設でスポーツをしていると日本人がじぶんたちだけで、他の利用者がすべて外国人という機会がすごく増えてきました。

最初はたまたまだと思っていたのですが、毎回、外国人の方が多いことから、なるほど日本は変わったんだなと再認識しました。

そして他の利用者とコートをシェアしたりする関係で話しかけるのですが、当然のことながら日本語が通じない・・。

日本であり、日本の施設でありながら、少しだけ勉強した中国語や英語を使いなんとかコミュニケーションをとっているわけです。

うーん、日本にいながらこの不便さ・・。

まぁ言語に関しては、テクノロジーが進歩してスマホで音声翻訳したりとやりようはいくらでもあるのですが・・。

また不便だから日本語を学んでこいと偉そうに腹を立てるのではなく、じぶんが他の国の言葉を習得する良い機会だとポジティブにとらえることができれば、成長できますし、今後の人生で間違いなくプラスになるでしょう。

外国人向けのサービスが台頭し、日本人向けのサービスの衰退がおこる

いまトマムやニセコなど北海道のスキーを目的とした観光地で起きている変化をご存じでしょうか?

宿泊施設は海外の富裕者向けを想定し宿泊料金が高騰し日本人が泊まることはできない料金体系だとか・・。

飲食店や土産物も金額が高騰し日本人の常識では考えられない金額になっていて日本人はもう利用すらできないとか・・。

当然、宿泊施設や飲食店、土産物屋、観光サービス業はそのぶん儲かるのでスタッフを囲い込むためにとんでもない時給設定をおこなってスタッフを雇っているそうです。

なんでも時給は4,000円を超えるところもザラだとか。

もはや日本人が利用できない金額設定になっていると聞くと寂しい気持ちになりますが、外国人向けにサービスを展開したほうが儲かるのですからそうなるのは当然でしょう。

たぶん自分が事業者でも同じことをするでしょう。

大事なのは世の中の変化に抗い、腹を立てて不貞腐れるのではなく、こういった世の中の変化を商機やチャンスととらえることが大切です。

文化の違いからおこる対立が起きる

日本人だったら絶対にありえないという行動を、外国人はとったりするものですが、それは必ずしも悪気があってというわけではありません。

単に文化や常識が違うだけです。

文化や常識が違うとあらかじめ知っていれば腹もたたないわけですが、日本人と同じ考え文化・常識を持っていてあたりまえという考えでいると、常識にない行動を取られたことに対して怒りが湧いてしまうのです。

これが対立の原因であり、日本だけでなく各国で頻発しています。

大事なのは移民が入り乱れる世界情勢だとわかっているのですから、他の国の文化・常識・歴史・考え方・商慣習などを幅広く学んでおくということです。

争いや諍いが減るだけで幸福度は上がりますし、相互理解からビジネスに発展することも期待でき良いことづくめです。

治安の悪化、既存文化の破壊・衰退、日本的常識の見直しが起こる

日本の魅力は数あれど、やはり治安の良さは大きな魅力のひとつでしょう。

この治安の良さは、もちろん警察の方の努力や法律がうまく機能しているというのもありますが、やはり日本人の国民性も大きいでしょう。

外国人が大量に押し寄せれば、この国民性というものが希釈され、治安悪化の一因となります。

また古き良き日本の文化や、日本の慣習・常識も大量の外国人が入ってくることによって希釈されていくことになります。

もちろん良い面もあるのですが、古き良き日本の文化や常識が様変わりしていくことに抵抗を覚える人は多いでしょう。(特に年配の人)

ポジティブにとらえれば未曽有のチャンス到来!?

外国人が大量に押し寄せればもちろんデメリット、負の側面はあります。

しかし個人がどう思おうが、時代の変化・社会の変化はとめられません。

であれば個人ができるとすれば、この変化をチャンスに変える努力をするだけです。

訪日外国人向けのビジネスを展開する

訪日外国人相手の商売というと、宿泊施設やお土産屋さんやガイドなどの観光業、飲食業などのイメージがありますが、それ以外の多くの業種の人にとってもチャンスであることは間違いありません。

Web系フリーランスであっても外国人相手の案件が増えることも期待できますし、外国人が求める新たなサービスを新たに展開することでビジネスを創出することが出来ます。

今の自分にどんなスキルがあるのか、どんな付加価値があるのか、そして外国人は日本のどんなところに魅力を感じているのか、どんなサービスを必要としているのか・・・アイディア次第で無限の可能性が広がります。

例えば最近自分はバドミントンのコーチングを副業として行っていますが、今は日本人よりも海外の人からの依頼の方が多いです。

日本人は学校で部活動が浸透していてあまりパーソナルコーチングというものを利用する文化がありませんが、海外ではむしろパーソナルコーチングを利用するのが普通なのでしょう。

この通り海外の文化を知り、己を知ることで、自分が展開できるビジネスというものがみえてきます。

いま日本に来る外国人は日本人よりお金持ちが多い

ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われ、世界的に観て日本人がリッチだった時代が確かに存在しました。

具体的には30数年前のバブルのときですね。

そこからたかだか数十年で日本と世界は様変わりしました・・・。

日本は長引く不況とデフレで貧しい国へと変貌し、周囲の国は経済成長が続き今や日本よりも裕福な国が多くなっています。

昔、日本人が貯えたお金で物価の安い東南アジアの国で悠々自適な生活を送ったり、爆買いしたり豪遊したりしてきたわけですが、今は海外の人は物価の安い日本を求めて殺到してきているわけです。

うーん、諸行無常。

日本をベースに商売をするのであれば、これからは外国人対象に商売を展開したほうが間違いなく高単価でサービスやモノが売れる傾向にあるでしょう。

日本にいながら海外の情報・文化に触れることができる

日本はヨーロッパなどの国々と違い周囲を海に囲まれていますし、言語も英語が通じない国なので今まで少々訪問したり移住したりビジネスするのにハードルが高めの国であったことは間違いありません。

しかし時代は変わりました。

テクノロジーも進化してコミュニケーションコストも低くなりましたし、交通機関の発達で往来も楽になりました、また規制の緩和で外国人が訪日しやすくなっている背景もあり多くの外国人が殺到し始めています。

海外旅行や海外留学をしなければ外国人と交流する機会がほとんどなかった時代に比べ、いまはどこもかしこも外国人だらけ。

普通に生活をしていくにも当然、外国人とコミュニケーションをとる必要があります。

これを面倒や億劫だとネガティブに捉える人は成長する機会を失っています。

積極的に外国人と交流を持つことで、海外に対する理解も深まりますし、逆に日本に対する理解を海外の人に深めてもらう機会にもなります。

これは長期的にみて個人的にも国としても利益であると認識して行動していきたいものです。

この変化にフリーランスがとるべき戦略とは

じぶんの国は自分たちだけのものというマインドを転換する

自分の国に誇りを持つ事自体は良い事だと思います。

しかし誇りを持つことと、外国人を拒否したり排他的になることはイコールではありません。

違う文化・言語・慣習・常識を持つ海外の人が大量に押し寄せてきても必要以上に警戒せず、排他的にならず、まずは友好的に積極的に接してみる。

すぐにビジネスのことを考えるのではなく、まずはそういったマインドを持つのが先でしょう。

警戒や排他的精神は相手にも伝わりますので、友好的なマインドを持てなければその時点でビジネスは難しいでしょう。

外国語の習得

日本に来るのだから訪日客は日本語を勉強して来いというのは、すこし器量がせまいかなと感じます。

日本のどこもかしこも外国語が飛び交い、焦る気持ちや不安な気持ちになることは理解できますが・・・。

積極的に外国語、とくに英語・中国語を勉強することは将来、フリーランスとしてビジネスを展開する中で非常に大きなカードを手に入れることになります。

自動翻訳ツールなどテクノロジーが進化している昨今であっても、自らが外国語を習得しツールを介さず直接コミュニケーションをとるメリットは非常に大きいでしょう。

外国の文化、海外事情の把握

海外の人を理解するには、外国語を習得するだけでは正直足りません。

その国々の文化、法律、商慣習、歴史、宗教などを知っておくだけで、外国の人たちをより深く理解できます。

理解できればプライベートでもビジネスでもより良い付き合いができるようになるチャンスが増えます。

逆にこちらが理解をするための努力を怠れば、いらぬ衝突をうむリスクが増えます。

先方にこちらのことを学んで来いと一方的に考えるのではなく、今の時代、こちらから積極的に他国のことを学ぶ機会をもつべきでしょう。

今後国内でおこる変化を予測して対策をたてる

外国人が大量に押し寄せている関係で、良くも悪くも日本国内には多くの変化が起きています。

人気のある観光地、お店、公共施設などは外国人が殺到してどこも混雑し、混乱が起きています。

飛行機など交通機関、飲食店や宿泊施設の料金は基本的には需給によって金額が変動していきますので、まず金額の高騰が起きています。

もはや日本人が利用できないくらい料金が高騰してきているお店やサービスも増えています。

都内の不動産価格も外国人の富裕層向けが飛ぶように売れています。

これらの物件は高ければ高いほど売れる傾向のようです。一番高い価格帯から売れるのです。

そしてこの傾向は今後も加速することが予想されます。

これはフリーランス一個人にとってもチャンスであることは言うまでもありません。

海外の人は日本の何を求めてやってくるのかを理解する

日本は国内にいると不景気や少子高齢化、災害や凶悪事件に政治家の不祥事など多くのネガティブなニュースにさらされ、非常に暗い雰囲気に覆われていますが、いまでも世界的に見て非常に恵まれた国(環境)です。

一見、経済で見ればアメリカに大きな差を開けられていますが、アメリカは未曽有のインフレと薬物の蔓延、治安の悪化、思想や宗教対立、人種差別、医療保険制度の不備から適切な医療を受けられないなど、日本よりはるかに生きていくのが難しい社会となっています。

世界的にもまだまだ裕福で治安が良く、観光資源や文化、おいしいモノに恵まれている国なんです。

現時点ではですが、ながらく平和な状態が続いているのもいいですね。

こうしたユートピアを目指して多くの人が、これからも殺到してくるでしょう。

チャンスにのって稼ぎきる

多くの外国人が殺到することで、混乱やトラブルはもちろん生じます。

言葉が通じない人が周囲にあふれてきたわけですから、それだけで少し恐怖と焦りを感じてしまうのは仕方ないところです。

しかし経営者でもある我々フリーランスにとっては、チャンス以外の何物でもない。

外国人向けのビジネスを展開する大きなチャンスです。

そしてこうした大きな変化の起こりたてがもっともチャンスが大きいのです。

インターネット・Webビジネスの興りたてのときには大きなビジネスチャンスがありましたが、最近では競走が過剰になりあまり大きなチャンスをみかけません。

外国人が急増する今が、関連ビジネスを展開する絶好のチャンスと言えるでしょう。

そしてフリーランスであれば大きなチャンスにのり一生分を稼ぎきる・・・そして成功を手に入れた後はシフトダウンして人生を謳歌しましょう。

みんなの声


この複業ワーク推進メディア「ウィズパラ」を運営する株式会社パラワークス(Wantedly
ページはコチラ
)では、優秀なスキルを持つ複業志向を持つ方からのコンタクトを常に募集しております。

デザインスキル・プログラミングスキル・マーケティングスキル・広告運用スキル・ディレクションスキル・ライティングスキルなど必要としているスキルは多種多様。

転職ではなく複業ワークという働き方に興味があるエンジニア・デザイナー・マーケター・ディレクターの方は、ぜひ問い合わせフォームからお声がけください。

ParaWorks社長中村さんの「ウィズパラを運営する僕の”建前”と“本音”」もぜひ合わせてお読みください。思わず連絡したくなりますよ。

ウィズパラを運営する僕の”建前”と“本音”


この記事を書いた人

山崎岳史

東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。

おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。

自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。

最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。

このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。

この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。

この記事がためになったなぁという人は、SNSで紹介いただいたり、下記のSNSアカウントをフォローしていただけると嬉しいです。

寄稿・取材協力を頂ける方はこちら ワーカー登録ボタン 企業ご担当者様へボタン
ワーカー登録バナー ワーカー登録バナー
あなたにオススメの記事
複業ニュース
2021.04.12
フリーランス朗報!政府より「フリーランス」として働く人を保護…

このガイドラインは仕事を発注する企業とフリーランスの取引において、3つの法令:独占禁止法(独占法)・下請代金支払遅延等防止法(下請法)・労働関係法令が、どのように適用されるか、また、どのようなケースが問題になるのかを、はっきりさせますよーという内容です。

複業ナレッジ・ノウハウ
2024.01.28
フリーランスなら余裕!?日本がオワコンすぎるので海外移住を本…

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。 複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必 […]

複業ナレッジ・ノウハウ
お金働き方将来複業
2019.08.26
複業時代到来!!「時間の確保」「節約」「自己投資」「経済的自…

どーもー、毎日、朝5時に起きてピアノを2時間練習している音楽中年、山崎レモンサワーです! 今回はこれから人口減、少子高齢化で決して明るくない日本の未来で、こんな感じで未来へ準備していきましょうよっていう話をしたいと思いま […]

複業ナレッジ・ノウハウ
2024.06.19
廃業率〇〇%!?フリーランスを廃業した人たちの末路とは

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。 複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必 […]

ページの先頭へ