シリーズ【ChatGPTとフリーランス】Vol.1 フリーランスの仕事はAIにすべて奪われる?

複業ナレッジ・ノウハウ

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。

この複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。

いやぁ、久々の記事投稿です。

AIに仕事を奪われたかと思いました汗。

ひさびさの記事執筆は、そのAI、とくにChatGPTの登場でフリーランスの仕事はどのように変化していくかというテーマをシリーズ化して、その一発目を書いていこうと思います。

最近、ChatGPTにどっぷりはまり、その後、恐怖を感じる

最近、わたくし何をやっていたかというとChatGPTにハマっていました。

皆さんも、もちろん、もうChatGPTはお使いになりましたよね?

使うのが無料なのもさることながら、使い方はいたって簡単・シンプル、そして、なんて賢い奴なんだ・・。

自分の感覚的には、人に質問するよりよっぽど有意義な答えが得られる精度にいたっていると感じています。

それでいて、AIは疲れる事も無く、ノーレスポンスタイムで答えを返し続けてくれます。

ChatGPTの登場により、Google検索エンジンを使う機会が一気に減った気がします。

Googleが、緊急事態宣言を出した気持ちもわかります。

またChatGPTは、調べ物だけでなく、記事の執筆や、プログラミング、旅行計画の立案、スピーチ原稿の用意、論文の執筆、お笑いコントの台本の制作(お笑いの精度はいまいち・・)などなど、多岐に渡っています。

ChatGPTだけではなく、イラストや動画制作に特化したAIの登場や、プラグインなどの利用で様々な用途に特化した高精度のアウトプットが可能になってきています。

じぶんは夜な夜なお酒を飲みながら哲学的な質問を、ChatGPTにぶつけては、回答を楽しんだりしています。

AIが友達の代わりにもなりうるようになってきているのです。

それも、余計な事を言わない、賢くて、親切で、疲れ知らずな・・・・。

あれ?これってAIに任せればよくね?

ChatGPTを代表とするAIのあまりの優秀さを目の当たりにした人は、すぐにこう考えるはずです。

今依頼している仕事、これってAIに任せればよくね?・・・と。

実際問題、仕事のいくつかをChatGPTに代替えしている人は多いです。

いくつかの会社でも、ChatGPTを積極的に活用して業務の生産性を上げようとしている会社はたくさん見受けられます。

それに伴い、もともと任されていた仕事をChatGPTに奪われたというフリーランスも増えているのではないでしょうか?

実際にじぶんも、ChatGPTが出来たからという理由を告げられたわけではありませんが、終了した仕事のいくつかは、AIの台頭が原因だろうなぁと推測しています。

フリーランスの奪われやすい仕事

おそろしく高性能で広範囲の仕事をこなすAIでも、それでも得意なジャンルと不得意なジャンルがあります。

やはりクリエイティビティのすくない事務的な作業に関しては、人間はもうAIには勝てないでしょう。
(最近では、イラストの描画などクリエイティブな仕事もAIの仕事のクォリティは凄まじいですが・・)

決められたフォーマットでの資料の作成、データの分析、自然言語処理、画像・ビジョン処理、金融予測、リスク管理、危機検出、ライティング、写真のイラスト化などなど・・・。

人間はすぐに疲れますし、ミスも多いですしね、大量のデータをある一定の規則に基づいて高速かつ効率的に処理できるAIと勝負をするだけ無駄です。

これまでは、専門のソフトウェアを駆使するスキルを身につけなければ、出来なかったこういったデータ処理も、簡単な日本語で処理を依頼できるようになってきました。

・・・うーん、フリーランス大ピンチ・・。

そして、ChatGPTを代表とするAIの性能も今がピークではなく、日進月歩で上がり続けている。

人間でしかできないとされている事が急激に減ってきている訳です。

自動車の運転も、自動運転に置き換わるでしょうし、病気の診断や手術もAI(機械)に代替えされる日も遠くないと思います。

とはいえ、AIが苦手な仕事もある

結論から言うと、人間にできてAIには出来ないという仕事は、ほぼなくなると考えています。

とはいえ、それにはもう少し時間がかかりますし、AIのアプトプット・成果物を単純に毛嫌いしているクライアントもいるでしょう。

ちなみにAIが苦手な仕事とは何でしょう?

AIは人間と対話するインターフェースがモニタ越しのテキストや音声だけであり、実際の表情であったり手・足を使って人と接することはできません。(そんなロボットも出来始めてはいますが)

つまり、実際に人と会う事が求められたり、身体を使って行う必要がある仕事は、簡単な話し、まだAIには奪われません。

他にもAIが苦手な事があります。

苦手というか、AIはAI開発時の策定ルール上、特定の主義主張を持たないようにされています。感情も持ちません。

特定の主義主張や感情を持った方が、より人間っぽいですし、楽しいかもしれませんが、人間と敵対する危険性をはらんでしまいます。

これではターミネーターのスカイネットのようなものが誕生するリスクになってしまいます。

つまり、この特定の主義主張や感情を持てないというのがAIの弱点といえそうです。

自分の身体を使った経験というのも、AIにはありません。(人が身体を使って得た経験を集めたデータはありますが・・)

このあたりが、「AIには出来ない仕事」に結びつけるヒントと言えそうです。

つまりライターが客観的な事実を調査して、ただ事実の羅列をするだけのライターであれば、AIに仕事を奪われる事になりますが、そのライターの取材に基づいた実際の経験をまとめたら、ライター本人の主義・主張・感情などを交えて記事にまとめあげれば、それはAIでは書けない記事となり、そのライターは仕事をAIに奪われる事にはなりません。

また、もう一つ挙げるとすれば、同じAIはインプットが同じであれば、アウトプットも同じになるということです。

つまり同じようなアウトプットで大量の情報が氾濫することになり、それらの情報には、価値が無くなるという事です。

つまりChatGPTのようなAIを使って、ブロガーが記事を大量にアウトプットしたところで、それらの記事はこれまでAI開発陣やネット空間で蓄積された情報の刷り直しにすぎませんから、オリジナルの情報を創出している事にはならず、それらの情報の価値は低いものと位置づけられる考えられます。

実際に制作現場やフリーランスの声を聞いてみる

これからのフリーランスはAIと競合すれば仕事は無くなり、人間くささを発揮すれば仕事は無くならない

生産性や効率性、ミスの少なさで勝負すれば、人間は絶対にAIに勝てません。

勝負を避けるどころか、AIが得意な仕事は、自らもAIの手を借りる、そんな柔軟性が重要と言えます。

AIには出来ない人間しか出来ない領域というのは確かに少なくなりつつありますが、それでも人間の仕事がなくなることはありません。

人間にしか出来ない事は完全にはなくならないと断言できます。

フリーランスの仕事も完全になくなる事はありません。

コツは人間らしくある事・・・感情的で不完全でミスして、それでいて愛くるしい、人間らしくあることだと思います。

機械やAIにできることは自分の仕事にせず、さっさ機械やAIにと任せてしまいましょう。

人間力を高める、具体的には積極的に人に会い、積極的にコミュニケーションを取ってみてください。

優秀なフリーランスを求めている潜在発注者は数多存在していることに気づくはずです。

「人間力を高める」・・・それがこれからのフリーランスに求められる条件だと確信しています。


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この記事を書いた人

山崎岳史

東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。

おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。

自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。

最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。

このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。

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