2022.11.03
じぶんにはスキルが無いは思い込み・・・見落とされがちだが実は稼げる平凡スキル10選
100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。
複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。
自分はプライベートでさまざまな趣味やコミュニティで若い人たちと交流を持っており、仕事の話などを聞く機会がありますが、フリーランスである山崎さんが羨ましい・・・自分にもスキルさえさればなぁ・・・という声を山ほど聞きます。
独立志望を持ってる人が多くなったなぁという印象と、誰しも独立するのには高度なスキルが必要で、自分にはひとりでビジネスをやっていくなんていうスキルは到底持ち合わせていないと考えている人がほとんどでした。
私にとっては自分よりはるかに優秀だなぁという人でもそういった印象を抱いているようです。
ちなみに自分のフィールドはWeb制作なので、高度なスキルというと、PHPやJavaScript、Pythonほか各種ライブラリやフレームワークを含む高度なプログラミングスキルや、SNSや検索エンジン上で他者に圧倒的に差をつけられるようなマーケティング知識、息をのむような万人を惹きつけるデザインセンスなどなどでしょうか。
ちなみに自分は平均的なスキルは持ち合わせていますが、高度で突出しているかと問われれば答えはノーです。
長年フリーランスをやっているとプログラミングスキルやマーケティングスキル・デザインセンスはもちろん重要ですが、それ以外にも見落とされがちな稼げるスキルというのは間違いなくあると確信しています。
しかもそららのスキルは見落とされているだけで、誰しもが持ち合わせていそうな普遍的なスキルと言えるものが多いです。
今日は一見大したことないと思われ、誰も着目していないだけで、このスキルがある人はビジネスで花開くという、ノーマークスキルを10個ほどご紹介いたします。
No.1:即レススキル
即レススキルとは、お客さんからの要望や問い合わせ・諸連絡に対し、タイムラグをおかずすぐにレスポンスをするというスキルのことです。
ちなみに自分がもっとも誇れるスキルがこの「即レススキル」です。
この「即レススキル」のおかげで、数多くの仕事と信頼を獲得することができました。
つい最近も、とあるクライアントから今依頼しているWeb制作会社は、連絡しても作業を依頼しても、レスポンスが遅すぎて困っているという相談を受け、即レス対応に自信があるという武器のみで、大口の依頼をまるまるゲットすることに成功しました。
断言します。
「即レススキル」はお金になります。
稼げます。
なぜなら今の時代、時間はめちゃくちゃ貴重だからです。
時は金なり、ビジネスはスピードが命だからです。
ちなみにそんな事だけで仕事を取れるんだったら苦労しないよとか、そんな誰でもできるじゃんと思われる人は、一度実践してみてください。
年間を通じて常に即レスが行える状態に身を置く事がいかに難しいか・・・
即レススキルとは、即レスすることができる環境・状況に身を置きつづけるスキルとも言えます。
それが意外に難しいんです。
No.2:飲みにケーションスキル
飲みにケーションスキルとは、クライアントとお酒を酌み交わすことで距離を縮める事が得意というスキルです。
いわゆる昔ながらの接待スキルとは、違います。
高級なクラブやキャバクラに行く必要はありません。
そもそも今の時代、健全でスマートな営業スタイルだとは思えません。
ただ、サービスが良くリーズナブルでおいしい料理を出してくれる居酒屋で、お酒を交えながら腹を割って会話するというだけでいいのです。
相手に親近感・安心感を抱かせるのに超絶有効です。
会計も割り勘で大丈夫です。
お酒を呑めない人は必ずしもお酒を無理に呑め必要はありませんが、居酒屋に行って食事をともにすることが苦にならない人、相手に興味を持ち聞き手に徹して話しを聞き出せるスキルは必ず仕事に良い影響をもたらしてくれます。
結局は人間は感情の生き物です。
居酒屋で腹を割って会話した人と、そうでない人であれば、前者の人に仕事を依頼したいと思うのは自然なことでしょう。
No.3:暇が武器になる!?アサイン容易人材
いつ声をかけても、連絡がつながり、予定が空いており、ブッキングしやすい・・・。
いつも暇で、いつ連絡してもつながりやすく、アサインに応じてくれるというと、仕事が無い(能力が低い)ネガティブな印象を持たれますが、必ずしもそういうことではありません。
実は、そんな人材は意外に重宝されます。
とくに平日昼間に、唐突な連絡や依頼に対して、即応じられる人は、そう多くはいません。
だからこそそこに価値が生まれるわけです。
能力が高くてお金を稼いでいても、ふんだんに自由な時間をもてあましている人材もいます。
自分はむしろ、いつも忙しさに忙殺されている人は、自分の時間をコントロールできず、自由な時間に価値を置かない、能力が低い人なのかなぁと感じてしまいます。
自分は、自分のキャパ一杯にはあえて仕事を埋めないようにしています。
そうすることによって、本当にお世話になっている大事なクライアントからの急なお願いや、プライベートで優先度の高いイベントに穴を空けないようにしているわけです。
No.4:雑学・多趣味な奴
芸は身を助けるとはよく言ったものです。
芸人としては目が出なかった人が、持ち前の雑学知識を活かしてクイズ番組にひっぱりだこになるようなものです。
私はWeb系フリーランスなので、一見、Webと関係ない雑学や趣味などは、仕事になんの関係もないように思われますが、実にお金を稼ぐことに結びついています。
経営者から引き合いがあり、打ち合わせをすると、先方はこちらがどんな人間なのかを見極めるべく、仕事以外の様々な話しをしてきます。
豊富な雑学を持ち合わせていたり多くの趣味を持っていると、そういった経営者と意気投合するチャンスが各段に上がります。
知り合いのフリーランスはもちまえのゴルフの趣味が講じて、多くの経営者さんとゴルフ営業にいそしみ、仕事獲得につながっており、今まで仕事が無いという状況は一度もないそうです。
受託案件の依頼をゲットする以外にも、高度なレベルまで雑学や趣味を昇華させると、それ自体をビジネス・マネタイズにする事が可能になってきます。
さきほどのゴルフの例で言えば、ゴルフのプライベートレッスンサービスを複業で行えるようになるというようなイメージです。
No.5:物怖じしない鈍感スキル
物怖じしない、ある意味鈍感な人は、稀に訪れる大きなチャンスにも臆せず飛び込んでいくことができます。
ちなみに自分にはこのスキルはなく、物怖じしまくりで、石橋を叩いて、しかも渡らないタイプなので、今まで大きなチャンスに飛び込めず、チャンスを逃してきました。
人は誰しも、大きな力を持つ企業の経営者や、キーマンに対し、ついつい委縮して積極的な提案やお願いが出来ずに終わってしまうものです。
物怖じしないようにするには、自分も同じような大きな力を持つというやり方もありますが、誰しも平等であると心から理解し、自己肯定感を高く維持していれば、誰しも物怖じせずにどんな人とでも話しを進められるものです。
自分のようにすぐに物怖じしてしまう人も、大きなリスクを回避できるというメリットもあるのですけどね・・・。
どうせであれば、人生に数回しかこないであろう、ビッグチャンスを臆せずモノにしてほしいものです。
No.6:休日・夜間OKスキル
世間は、休日対応や夜間対応をしてまで、仕事したくないよという人が大半だと思います。
でもだからこそ、休日や夜間にも嫌な顔せず、対応してくれる人は重宝されるものです。
むしろ一部の人は、作業単価が高くなる休日や夜間に好んで働きたいという人も、一定数存在します。
作業単価が高いからではなく、むしろ夜間や世間が休んでいる日に働くのが好きという人もいるくらいです。
これはもうスキルと言ってよいでしょう。
人とは違う嗜好や考えは作業単価を高く設定でき、仕事のひき受けてが少ないこういった隙間を狙える立派なスキルです。
こういった隙間の仕事をゲットするという嗅覚がフリーランスには必要になります。
他の多くの人は苦にしている条件なのに、じぶんは全然苦にならない・・・そこにビジネスの勝機が眠っているわけです。
No.7:繊細な配慮が可能・・・HSP人材
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」のことです。
病気じゃなくて、気質というか個性です。
ちなみに自分も典型的なHSPです。
このHSPの人は、自分で言うのもなんですが繊細で、人より刺激に弱くストレスを感じやすいというデメリットもありますが、周囲の人へのきめ細かい配慮が得意などメリットも多いです。
HSPは無敵の特殊能力というよりは、一長一短の個性ですが、HSPのデメリットを回避できる環境に身を置き、HSPのメリットを最大限に発揮できる環境に身を置く事ができれば、プライベートも仕事も大きな追い風が吹く事になります。
そしてHSPが不向きな環境から離れ、HSPのメリットが最大限発揮される環境に身を置くというのは、自由なフリーランスにとってうってつけといって間違いありません。
勤務地も勤務時間も、勤務条件も、付き合う仲間や取引先も、どのような仕事をするかも、すべて自分で選択できるわけですから・・・。
これはHSPの人には特にフリーランスに転身することをおススメしている理由です。
No.8:お金に執着する必要の無い上がりの人
不思議なことですが、お金に執着すればするほど、それが周囲に伝わり足元を見られるか警戒の対象になり、仕事の獲得から遠ざかります。
逆に、すでに金銭的自立を達成した人だったり、数か月・数年先のお金の心配をしなくて済む状態を達成したフリーランスは、お金に対する執着が減り、そのフラットな態度がクライアントからの安心感・信頼感につながり、交渉事でも有利に進むことが多いです。
これはフリーランス歴15年、さまざまな打ち合わせ・交渉をしてきて得られた実感です。
富める者はより富み、貧しき者はより貧しくという格言もありますが、まさに現実のようです。
お金を稼ぐことは大事ですが、お金は後からついてくるものだと割り切り、それ以外の条件、例えば案件の内容は自分の力が充分に発揮できるやりがいのあるものか、クライアントは信頼のおける人で、役に立ちたいと思わせてくれるか・・などなどお金への執着ではない仕事へ向き合う姿勢が重要です。
No.9:グッドルッキングスキル
人間は感情で動く生き物ですし、実に単純に出来ています。
結局は、人は見た目の印象で判断されるものと認めましょう。
選挙などはたいして人となりを知らない候補者がほとんどですから、選挙ポスターで誠実な顔をしている方に投票されることは、数々のデータで表れていますし、美人は美人じゃない人に比べ、生涯で稼ぐ金額が3600万円というデータもでています。
参考記事:美人と不美人の「生涯賃金格差」は3600万円! 経済学者が明かした「残酷すぎる真実」
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/04180510/?all=1
ようは、何が言いたいのかというと、自分の身なり・見た目は気にしましょうという話しです。
さすがに顔面の作りを一から変えるわけにはいきませんが、最大限の努力をすることで人から受ける印象はガラリと変えられます。
一番に大事なのは清潔感・・・毎日のお風呂は当たり前、体臭・口臭チェック、ヒゲや爪をキレイに手入れし、シンプルでしわの無い服装を心掛け、月に一度は美容院で髪を切り、歯のメンテナンスは万全に・・・。
これだけで、自分の印象を20~30%魅力的に映らせることができ、それは仕事にもプライベートにも間違いなく良い印象をもたらします。
結局、人は内面とはよく言いますが、それは第一試験(最低限の見た目)をパスできた人の話しです。
No.10:結局はこれが一番大事・・・元気・体力
元気・体力が一番大事て・・・なんか聞こえだけで言うとバカみたいな響きですが、これは真理です。
スキルが無いと嘆いている人でも、元気と体力があれば、いくらでも人生のリカバリは可能です。
逆にいかにスキルや教養を持っていたとしても、元気と体力が皆無で、つねに病気がちで床に臥せるようであれば、大成するのは難しいでしょう。
体力・元気がすべての根幹で、成功の土台であるにもかかわらず、この天から与えられた重要スキルが意外と着目されていない事にビックリしています。
また人より元気・体力があっても無限ではありませんので、元気・体力の棄損を避け、より増進させるには、良質な睡眠・食事・適度な運動をとり、ストレスが溜まる環境に身を置かないなどの心構えが必要になるでしょう。
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この記事を書いた人
山崎岳史
東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。
おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。
自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。
最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。
このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。
この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。
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