最前線で活躍する凄腕SEOマーケター「コンセント合同会社の大岡克也さん」に突撃インタビュー

ご無沙汰してます！お久しぶりですね。
こちらこそ、山崎さんとひさびさにお話しする機会なので楽しみです。
答えられる質問でしたら、なんでもお答えいたしますよ！

そうですね・・・、まず結論から言うと、デメリットはまったくナシですね。まったく感じたことはありません。
メリットは、そうですね、色々ありますが、というより多すぎて何から話せばよいやらくらい、独立して良い事しか感じていません。

まず、前職のSEO会社では、単純にキャパ限界まで仕事をしてましたので、家族と過ごしたりする自由な自分の時間が少なかったですね。
なにせ、いま抱えている数社どころではなく、数十社のクライアント、数十ドメインのサイトの施策を任されていましたので、普通に考えて今の3～4倍は抱えていたと思います。
寝る時間なんて、平日は2時〜3時とか普通でしたからね。

それで、給与は、今稼いでいるお金よりも、半分以下、いやもっとか・・・今より少ないわけですから。
まぁ、自分が勤めていた会社がブラックだったという訳ではなく、サラリーマンである以上は、仕方ないかなといったところです。
むしろ前職の会社・社長には感謝しかないですね。

あの会社での経験がなかったら、絶対に独立などできていないわけですから。

めちゃくちゃありますね。
まず、どの案件を引き受けるか、どのお客さんと付き合うか、どんなビジネスを打ち出すかを自分で決められるところでしょうか。

前職の会社では、営業がとってきた案件の中には、自分が経営者だったら絶対ひき受けないような案件がちょこちょこありましたから・・・。

あとは、単純にクライアント一社にかける時間が増えましたから、当然施策の質も上がって結果も出てますし、お客さんから感謝されることも、前より多くなってますね。

そうですね、もちろん人によっても向き不向きもありますし、頑張れば必ずうまくいくとも限らないですけど・・・
今のところ、本当に独立して良い事しかないので、自分は独立、推奨派ですね！

ただ自分は、前職の大手マーケティング会社とSEO会社で、一心不乱に働いてスキルと経験を蓄積して、社内の同僚や協力会社さんと良好なパイプを築けたのが大きいと思います。
たぶんそれが無ければ独立なんて、考える事すらなかったでしょうから。

影響はゼロではないですね。
SEO施策は企業のマーケティング施策、ようは広告費の予算から支払われますから。
当然、業界によってはコロナで大きなダメージを負っていますから、そこでまっさきにカットされる予算は広告費でしょうからね。
自分のクライアントでも2社くらい、仕事が無くなりましたよ。
でも、運よく、新規でもいくつか依頼があり、トータルでは、とんとんといったところです。

そうですね、今考えている、というかすでにスタートさせているのが、メインのSEO施策ビジネスに加えて、自らをまるごと広告屋とするメディア事業ですかね。
LOCASEOというサービス名称でスタートをきっています。
自分のSEOコンサルビジネスは、お客さんがすでに運営しているサイトに対して、月額固定報酬でSEO施策の提案をやらせてもらうというビジネスモデルなのですが、新しいビジネスモデルは、Web上での広告手段を何も持っていないエリアビジネス事業者に対して、初期費用・ランディング費用ゼロで、Web制作からマーケティング施策面まで一からサポートして、Webから集客・派生した売上を分け合うというビジネスモデルです。

おっしゃる通りですね！
サイト制作の初期費用や更新費用、サイト運営のランディング費用をすべて持ち出しでやるので、当然、月額報酬でのSEO施策ビジネスよりもリスクがある反面、お客さんのビジネスが当たれば、こちらへのバックも青天井になるので、夢はありますね。

おっしゃる通り、どのクライアントさんと組むか、あとは契約条件など、仕組みをいかに整備しておくかが、このビジネスのキモになると考えております。
あとは、LOCASEOは、カチッとハマる業態がエリアマーケティングになりますので、向いている業種と向いていない業種があるんです。
エリアごとの差別化のない単なるECサイトのレベニューシェアでの制作・運営では、LOCASEOの武器が活きないんですよ。

そうですね、出張・訪問サービスですかね。たとえばパソコン修理、庭木の剪定、不用品回収、害虫駆除、いまだったら除菌サービスとか。
それ以外にも、エアコン・キッチン・トイレ・お風呂などのハウスクリーニング代行や家事代行サービスを展開されている事業者さんなどは、まさにうってつけ。ハマると思います。
なので業態・業種によってハマるハマらないがあるので、全部が全部お引き受けはできないのですが、相性がいいクライアントさんがいたらぜひ、ご相談いただきたいですね。

いえ、それはしてなくてですね・・・
というのは、自分が個人的に積極的に営業かけてくる営業マンとかあまり好きでなくて。
あくまでも自分はSEOマーケターとして、LOCASEOのプロモーションサイトのネット上での露出をあげて、それに興味を持ってくれるクライアント候補を増やすところに全集中してます。

そうですね！
そこは完璧に正確に把握するのは、難しいですし、仕組みをつくるにしても完璧には無理だと思います。
ただそこは、クライアントと契約する前に信頼関係を築けるか何度も何度も面談しますし、あとは、不正をしても得にならないような、ちょっとした工夫も施すつもりです。

そうですねぇ、アップデートが繰り返されてGoogleさんには日々翻弄されてますが、最近の大きな変化で言うと、タイトルタグが書き換えられて検索結果に表示されてしまうというのがありますね。
先月くらいからなんですけどね。

そうですね！
いろいろ調査してくと、どういったキーワードが消去・改変されるかわかってきたのですが、結論から言うと極端で過剰な広告文言ですかね。
とくに金額表記とか、たとえば、「業界最安○○○円から！」みたいなキーワードはもれなく削除されて表示されますね。
他にも「高単価時給保証」とか、「30分以内対応」とか、「小ロットからOK、格安」とか、あいまいで実態とかけはなれた広告的な文言がほとんど削除されてる印象ですね。

そうですね、このようにタイトルが変更されるサイトが、いますぐSEO的に順位が下がっているとは言えない状況なのですが、やはりキャッチ―なキーワード、広告文言が削除される事によって、施策をてがけるサイトのCTR（クリック率）が大幅に下がってますね。

めちゃめちゃ感じますね・・・
インプレッションは下がってないんですけど、クリック率が下がってるんですよね。
順位は以前より上がっているのに、流入アップにつながりずらいというか。

Googleのアップデートのたびに大変な思いはしますけどね（汗
むしろ変化し続けているからこそ、チャンスも生まれるし、新たに仕事も生まれ続けると思って、前向きに捉えていますよ。

普通にありましたね。
超短期間で効果を出せと言われたり、施策対象外の超メジャーキーワードで順位を上げろと言われたり、挙げればキリがないほどありましたね。
前職では営業マンによっては、SEO施策の本質の説明を省いて、セールストークで期待値をあげて仕事をとってくるわけなので、お客さんが到底実現不可能な要望を抱いていたりと、このあたりが苦労しましたね。
お互いのためにならない状況ですよね。

ただ、最近は打ち合わせして仕事をとるのが自分なので、懇切にSEOコンサルサービスについて説明をして、少しでもご納得いただけなかったら、仕事を受けないようにしているので、もう昔みたいなことは無くなりましたね。

自分もお客さんもストレスを感じませんし、幸福度の高い働き方で仕事に専念できています。
そういう意味で、やはり独立して良かったなとつくづく思います。