2020.04.10
Web系フリーランス(Webデザイナー/Webディレクター/Webプログラマー)を目指すなら絶対はずせないセミナー・スクール・イベント
破天荒フリーランスの山崎レモンサワー(@kanazawasodachi)です。
経済的自立を確立して、クソみたいなブラック企業とパワハラ上司・経営者とおさらばしたくないですか?
自分はWebのデザイナー・プログラマー・ディレクター・マーケターとして独立をはたしました。
大学では情報工学を専攻し、卒論でぐるなびっぽいサイトを制作して発表したり、アルバイトで知り合いの企業のWebサイトを作ったりしていました。
社会人になってからもシステムエンジニアやWeb制作会社を渡り歩いてきましたので、フリーとして独立する下地はできていたと思います。
ちなみに専門学校や大学でWebのスキルを身につけても、すぐに仕事に結びつくかというとそれは難しいと思います。
それほどまでに座学で得られる知識と、実務で必要になってくる生きた知恵というのは異なるものです。
実務の中でもがき苦しみながらスキルを獲得し、実務以外でも常にアンテナをはってスキルアップを継続させてはじめて、プロとして一本立ちできるというものです。
自分がこれまで様々なセミナー・イベント・スクールに顔を出して、これは生きたスキルが身に着くと確信したものを厳選して紹介したいと思います。
Web系フリーランスを目指すなら参加すべきイベント・セミナー・スクール
ロクナナワークショップ
このワークショップは、有料でまずまずのお金を払うのですが、単なる知識として授業ではなく、ワークショップ形式で、実際に作業をともに行う事で、実際の現場で使える生きたスキルを身につける、とっかかりを作ってくれるめちゃくちゃ良いセミナーです。
しかも、ベタなHTML/CSSやJavaScript、PHPなどの基礎的なマークアップ、プログラミングから、Adobeの各種ソフト、いまであればAdobe XD、Premiere、After Effectsの入門・応用、一眼レフや動画、サーバ運用などの講座も活況です。
今まで通ったスクールで得られた知識は、これが仕事・実務(お金儲け)にどのように役立つのかイメージしにくい、単なるお勉強でしたが、このワークショップ型セミナーでは、一線で活躍されているクリエイターの現場のスキルを感じることができて、仕事に応用しやすいです。
マジでおススメです。
CSS Night
Adobe製品の最新動向、各種ソフトの活用法から、Webのアクセシビリティ、検索エンジンほかWebマーケティング施策の最新動向、Webを活用したマネタイズの実例など、さまざまな講師が登壇してレクチャーしてくれます。
全国各地で行われていますが、自分は参加費も安いのでビデオ参加で、有益そうなテーマの回だけ参加していました。
自分と同じようなフリーランスが、日々どのようなスキルを身につけ、どのような仕事でマネタイズしているかを、毎年サーチするにはもってこいのイベントです。
WordCamp Japan
WordCampはWordPressの大規模コミュニティイベントです。
日本のなかでもでも地域ごとにコミュニティがたくさんあり、日本以外にも全世界の地域それぞれでコミュニティがあり、ボランティアメンバーによって運営されています。
WordCamp Japanは毎年新宿で開催されるんですが、自分も毎年参加しています。
このイベントの最大の特徴は、登壇する方が挙手制というか、誰でも登壇できるとことかなと思います。
WordPressのプラグインやテーマカスタマイズのテクニカル的な話よりも、ビジネスやライフワークへの活用事例の発表が多く、自分だったらこう活用してみようかなというアイディアをもらえます。
それこそ、Webクリエイティブ業界の巨人の話もいいですが、我々と同じような一介のフリーランスの等身大の話を聞くのも、リアリティがあってとても貴重です。
勇気をふりしぼって登壇する側に回ってみるのも世界が開けると思いますよ。
Doorkeeper
Doorkeeperは、ポール・マクマホンとミヒャエル・ラインシュが設立したDoorkeeper株式会社が提供するプラットフォームで、様々な人たちを集め、イベントを開催するコミュニティを築くことで、イベント主催者をサポートしています。
ITテクノロジー全般、Web系、アプリ系、AIなどクリエイティブなセミナーが多いですが、語学やアート、グルメ、スポーツ、子育て、ゲーム、アウトドア、音楽など多彩なジャンルを扱っています。
最近だとリモートワーク関連のセミナーが多く見受けられます。
参加費が無料のものがおおく、敷居は低いです。それでいて最先端の話題をいち早く取り扱う事が多く、汎用的で骨太なスキルというよりは最新の情報をいち早く察知したいフリーランスや、普段個人で活動していて、なかなか業界の最新の話題が届かないと感じているフリーランスにはおススメのプラットフォームです。
connpass
connpassはエンジニアをつなぐ IT勉強会支援プラットフォームで、定期的に開催される勉強会やセミナーの情報を得ることができます。
ジャンルはIT・Webに特化していて、デザインやマーケティングの話よりもプログラミング系の話がおおいです。
すでにある程度のスキルを持ったエンジニアがスキルをさらに高めたり、最新の業界の動向を追うのに適したプラットフォームです。
Adobe Max Japan
毎年パシフィコ横浜で壮大なスケールで開催されるクリエイターのための祭典、アドビ最大のクリエイティブイベントです。
新たな刺激、学び、出会いを得られます。自分も毎年参加してます
学びの場というよりも、もはや一種のエンターテイメントです。
クリエイターにとってAdobeの各種ソフトは無くてなならない商売道具です。
そして毎年のようにアップデートが繰り返され、クリエイターの作業効率アップや、クリエイティビティの向上に、強烈な武器を提供してくれています。
過去のアーカイブ動画もあるのでぜひご覧になってみてください。
ストアカ
ストアカはもう少しライトな学びの場です。
教えたい人と学びたい人をつなぐマッチングサイトといったところです。
ITのスキルに問わないので、語学から、音楽、スポーツ、ハンドメイド、写真、アウトドア、ヨガ、なんでもござれです。
しかもかなり低単価で教えてくれる人が多いので、活用しない手はないです。
もっともおススメなのは実案件でのスキルアップ
正直、実案件、実際の仕事での制作以上に学びになることはありません。
スキルがなければ、仕事に結びつかないというのはわかるのですが、実際に仕事を捌く中で身に着くスキルが何より本物のスキルです。
まずは、積極的に仕事をひきうけ、実務の中でスキルを磨くのが何より大事です。
クラウドソース自体は自分は仕事を得る手段としては全然おススメしてはいないのですが、世間ではどういった仕事の依頼が多いのかを知ったり、コンペではどの作品が採用されるのかを知るには、良い選択肢だと思います。
どうしても仕事が得られない人は、実際に仕事を請けた体で、これらクラウドソース上の要件に沿って、制作してみるというのも自分のスキルを上げ、ポートフォリオを拡充する上でも有意義なので試してみてください。
この記事を書いた人
山崎岳史
東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。
おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。
自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。
最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。
このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。
この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。
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