学歴なし・貯金無し・スキル無し・人脈無し、人生詰んでる人のブラック企業完全脱出マニュアル
100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。
複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。
長年、フリーランスとして金銭的にも時間的にもとくに不自由なく自由を謳歌しながら働いていると、周囲の人から羨ましがられる事があります。
ざき山さんは、スキルがあっていいなぁ・・仕事がもらえる人脈があっていいなぁ・・と。
自分にも学歴や当面のキャッシュ(貯金)があれば・・スキルがあれば・・人脈があれば・・独立したいなぁというのです。
ちなみに、じぶんは大学自体は出ましたが、Fランクにも満たない大学で、到底学歴があるなどとは言えませんし、独立した当初、貯金は30万円もありませんでしたし、スキルも今よりだいぶ未熟、人脈などもごくごく平均な人づき合い程度はありましたが、仕事がもらえる人脈とよべるようなツテまったくありませんでした。
だから、皆さんも何もなくても独立して大丈夫ですよ・・・というつもりはまったくありません。
じぶんが今もフリーランスとして生きながらえているのは、たまたまの偶然で、運が良かっただけに他なりません。
では学歴もなし・貯金も無し・スキルも無し・人脈も無しの、いままさにブラック企業で搾取されている人は、そのまま人生を変える事はできないのでしょうか?
今日は、そんな学歴も・貯金も・スキルも・人脈も無しの、いわゆる”詰んで”いる人に、フリーランスとして独立し、ブラック企業から脱出する術(すべ)をご紹介いたします。
ブラック企業から脱出するのは至難の業
ブラック企業に一度でも入ると、そこから脱出するのは至難の業です。
ラジオプラットフォームVoicyの人気パーソナリティ「聖丁」さんは、番組内で
企業、特にブラック企業が従業員に支給する給与は、従業員が労働力を再生産するのにギリギリ必要な金額しか支払わないと繰り返し発言しています。
これが、ブラック企業に一度でも入り込んだら、抜け出すのが至難の業である理由を端的に物語っています。
ブラック企業では精神と体力をすり減らし、仕事以外の活動はできない
ブラック企業から抜け出せない理由のひとつめは、ブラック企業で仕事をしていると、精神的にも身体的にもボロボロになり、副業やスキルアップの勉強などをする余裕が圧倒的になくなります。
ブラック企業にしてみれば、無茶な注文を唯々諾々とこなす従順な労働力をみすみす手放したいわけはなく、手放さない為に独立のための準備時間や労力を削ってしまえというバイアスが働くわけです。
いつまでたってもフリーランスになるための準備が整わないのだから、今のブラック企業にしがみつくしかない・・・このような悪循環が延々とループする訳です。
ブラック企業では労働力を再生産するのにギリギリの金額しかもらえずお金はいっこうに貯まらない
ブラック企業で理不尽なのは、何もパワハラ・モラハラ・サービス残業・休み無しだけでなく、どんなに過酷で理不尽な労働に強いられたとしても薄給で、しかもほとんど給料が上がらないところです。
ブラック企業目線で言えば、従業員に少しでも金銭的な余裕を与えてしまえば、それだけ、転職・独立の可能性を高めてしまうという事になりうるので、労働力を復活させるのに必要なギリギリのお金しか給与で支給しないということになるわけです。
ブラック企業につとめているとお金が貯まらない理由はもうひとつあり、ただでさえ薄給なのに、日々、ブラック企業のストレスにさらされることにより、ストレスから目を逸らすための散財(例えば過剰な飲酒・喫煙・買い物・ギャンブル)を繰り返してしまう傾向が強い事にあります。
ブラック企業では仕事以外の活動に対して理不尽なまでに否定される
今でこそ副業や転職などが当たり前な世の中になってきましたが、ブラック企業ではそんな事が事前に察知されようものなら、何を言われるかわかりません。
それどころか、日ごろからその芽を摘むための小言や嫌味、洗脳のオンパレードを浴びせ続けられます。
日ごろからそんな空気の場所にどっぷりつかっていれば、その考えが当たり前になり、新しい働き方を模索する意欲みたいなものが枯れてきてしまうのです。
ブラック企業では会社を辞められないような脅迫・洗脳が行われる
よく過労で自殺するニュースを目にしますが、そんなにつらければ辞めればいいじゃないか周りの人は簡単に言いますが、ブラック企業で日々、理不尽の極みにさらされていると、簡単に精神はすり減り、いつしかまともな判断力は無くなっていきます。
ブラック企業もそれが狙いなのでしょう。
会社のルール・常識は何よりも優先すべきもので、従業員が身を守ろうとそれを拒否すればそれは甘えや逃げだという言葉で、強烈に否定されます。
こんな状況下では、フリーランスとして独立するための準備をすることは到底不可能です。
この通り、一度でもブラック企業に入ってしまえば、そこはもう底なし沼と同じであり、抜け出すのは至難の業ではありません。
とはいえ、たった一度の人生、にっくきブラック企業に老人になるまで搾取されて、苦しい事ばかりで楽しいことがほとんどないまま人生を終わりにしてしまって本当にいいのか、自分の心に問いかけてみてください。
フリーランスになるには何が必要?
まずはフリーランスになるためには何が必要かを整理してみましょう。
当面の生活費・活動資金
ブラック企業であっても、いきなり会社を辞められないというのは、辞めた後の生活費が無いという理由が大きいでしょう。
フリーランスになっていきなり稼げる保障はないため、当面の生活費とフリーランスとしての活動資金(経費)が必要になります。
目安としては少なくとも1年分の生活費と活動資金として300万円は準備しておきたいところです。
スキル(メシの種)
フリーランスとして独立するには、自分ひとりで稼ぐためのメシの種(スキル)が必要です。
スキルは何でもOKですが、付け焼刃のスキルでは誰からも必要とされません。
誰かから必要とされる水準のスキルを獲得するためには、多くの時間と労力をスキル獲得の為に費やさねばなりません。
商売の才能・アイディア
意外とスキルが突出している人でも、稼げない人はたくさんいます。
その逆にスキルが全くなくても、商売の才能やアイディアだけでビジネスを大成功させている人はたくさんいます。
ということは、フリーランスとしてビジネスをしていくうえで、スキルは最悪なくても大丈夫ということになります。
スキルを持っている人を雇ったり頼んだりして、ビジネスを展開できるからです。
とはいえ、この商売の才能やアイディアも誰しも持っている訳ではありません。
やる気・体力・健康
ブラック企業から脱出する時、そしてフリーランスとして独立したての時、もっとも重要になるのは、やる気とか体力とか健康とか、活動の根源とも言える要素です。
アントニオ猪木さんが元気があれば何でもできると言っていましたが、結構、核心ついていると言えます。
それくらい、ブラック企業から脱出して新しい事に踏み出すには、凄まじいエネルギーが必要になるんです。
このエネルギーがブラック企業で吸いつくされる前までがラストチャンスと言えそうです。
営業力・広報力(Web・SNSを駆使する力)
今は良い時代になったものです。
フリーランスのような働き方が実現できるのもインターネット・Web・SNSなどの便利なツールが出てきてくれたおかげです。
もし自分がインターネットが整備される前の時代だった場合にフリーランスとして独立できていたかを考えても、正直、自信がありません。
それくらい自分でビジネスをするときの営業や広報にWebの力をフル活用できるということです。
逆に言うとWebでの情報発信がうとい人は、自分でビジネスをやるには、その時点で厳しそうです。
人脈?学歴はいる?
ぶっちゃけ、学歴はいりません。Webを使った仕事なら資格なども必要ありません。
人脈はあればなおよしという程度で、無ければ独立できないというほどではありません。
ブラック企業脱出マニュアル(ブラック企業を脱出するためのロードマップ)
フリーランスとして独立する(やっていく)のに必要なものが何か整理できました。
それでは、ブラック企業を脱出するためのロードマップを考えていきましょう。
ブラック企業で働きながら準備をするのは無理と認識する
まず、ブラック企業で働きながらお金を貯めたり、スキルを獲得したりするのは無理だと認識しましょう。
逃げられないようにお金も貯めさせない、仕事で時間も体力も極限まで削られる・・・そんな状況なのですから。
まずは、ブラック企業から脱出しなければ何もはじまらないのです。
つまり、まずは会社を辞めるしかないと腹を決める事です。
会社を辞める
ブラック企業を辞めるのにタイミングを図る必要はありません。
ブラック企業をやめる一番いいタイミングは「できるだけ早く」です。
今日今からでも退職届を出しましょう。
勇気が無ければ退職代行サービスを利用しましょう。
最低限の極貧節約生活をしながらスキル獲得と勉強&勉強
会社を辞めて収入源を失うことになりますが、ブラック企業に勤め続ける事は、それに劣らず危険なことです。
もし当面の生活費もない場合は、社会のセーフティネットをフル活用しましょう。
失業手当やいざとなったら生活保護があるので死ぬようなことはありません。
友人や親族にも積極的に助けを乞いましょう。
あとで一人前になってから恩返しすればいいのです。
そしてフリーランスとして一人前になるまでは、固定費(生活コスト)を極限までそぎ落とし、スキル獲得と自分でビジネスをする上で必要となる教養の勉強をひたすら行いましょう。
ここで死に物狂いでスキルや知識を獲得できるかが、その後の人生を左右します。
ここで本気になれないのであれば、再就職でまたブラック企業に入る未来になったとしても文句は言えません。
バイトなどはせず、安くてもいいので自分のビジネスを作って実施する
ここで生活費が足りないからと言って安易にアルバイトをするのは悪手です。
なんのスキル獲得にも結びつかずに、じぶんの貴重な時間を安い報酬で切り売りするということは、ビジネスセンスが無いと言っているようなものです。
それであれば、どれだけ安くてもいいので自分のオリジナルな商品・サービスを売ってビジネス実践の修行をしましょう。
ある程度のスキルと知識がついていたら臆せず看板をかかげる
じぶんはスキルは座学ではなく、ビジネス実践の中で獲得できるものと確信しています。
未熟だからと言って、いつまでも座学をしていては、生きたスキルはいつまで経っても身につきません。
完璧なサービスが提供できない段階であっても、ある程度のタイミングで勇気を持って看板を掲げ、積極的に案件を獲得していきましょう。
もちろん、豊富な経験を積むまでは失敗して苦い経験をする事はあると思います。
それでも、ブラック企業で味わう理不尽に比べれば、なんてことはないはずです。
みんなの声
ブラック企業で必死に働いて20万がいい?
パワパラセクハラ受けながら20万頑張って稼げたらいい?
それ、幸せかなぁ?🥹フリーランス難しそう…って思ってる人は
何も学ぼうとしない人だと思う!!
最初は副業何個もかけ持ちするもよし!
SNSでみんなに聞くのもよし!!
行動のみ!#フリーランス— あかね@フリーランス情報発信🪄 (@akane_f1122) September 19, 2023
「仕事は辛いもの」だと
ブラック企業の新卒の時は思ってきたけどフリーランスになってから、全く辛いと思うことがなくなった。
理由は、自分の未来に繋がっていたり、なんのために仕事しているのかが明確だから。
もちろん大変なことは多かったけど、今では仕事は辛くない。
環境って大事!😊
— しゅん|週休4日フリーランス (@shunkigyou) September 15, 2023
ブラック企業ってのは経営者がサイコパスなのがほとんどなんで「従業員が仕事をして死ぬことはすばらしいことだ」くらいに思ってる。もちろん表向きにはそんなことは絶対言わない。サイコパスはIQも高いので自分の不利になることはしない。だから従業員のやりがい社畜洗脳なんて余裕でやってのける。
— ちえ@フリーランス&投資家 (@chie5736) September 20, 2023
フリーランスに憧れる人いるけどなりたくてなるもんじゃなく“ならざるを得ない人”がなるものだと思ってる
僕の場合、上司に詰められ暴言吐かれHSP発動して
胃痛が1日中経っても治らずもう絶対会社なんて無理だわ
ってとこから本格的に始った別に理由なんてなんだっていいんですよね
— じゅん |1人ブラック企業✖︎インスタ代行 (@jun_insta) September 14, 2023
ブラック企業にいると自分に自信がなくなって「何をやってもダメ」だと自分のことを思ってしまう。今はフリーランスになってフツーに地味に生活してるだけだけどなぜか自信のある自分に戻った。環境ってマジで大事。副業やってよかった
— マサ@ブラック企業脱出→個人事業主・投資家 (@buradatsu) September 1, 2023
2年前まで
定時なんてなくほぼ残業。
風邪ひいても中々休めないブラック企業に居たけど(休むと次きた時めっちゃ問い詰められる)
心も体もボロボロになりながら必死に仕事して(;_;)フリーランスになったら
残業なし、風邪ひいても普通に休める病院行ける!
なんなら今までより稼いでる!
幸せ🕊— あかね@フリーランス情報発信🪄 (@akane_f1122) September 17, 2023
まとめ
本当に日本にはブラック企業が多くて、辟易します。
そしてブラック企業で働き疲弊しながらも、それを仕方がないと受け入れ我慢してしまっている人が、なんと多い事か・・・。
たった一度の人生です。
楽しくワークライフバランスの整った天職とよべる仕事・働き方は必ず手に入れられます。
足りないのはお金でもスキルでも人脈でも学歴でもなく、「踏み出す勇気」だということです。
わたくしざき山も、ブラック企業で死にかけて、どうせ死ぬならと一念発起してフリーランスになれました。
最高の働き方で毎日、無理なく働いています。(お金もブラック企業時代の収入を下回ったことは一度もありません。)
同じ苦しい想いをするのなら、ブラック企業の理不尽な要求に耐える苦労ではなく、夢の働き方実現のための修行の苦しさの方が100万倍有意義だと思いませんか?
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この記事を書いた人
山崎岳史
東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。
おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。
自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。
最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。
このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。
この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。
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