今の20~30代の人が将来もらえる想定の年金の金額
今の20~30代の方々は、年金がもらえないのではないか?
と多くの方が不安視をしておりますが、実際どの程度もらえる想定となっているのでしょうか?
年金不安から現在、副業や複業、またはフリーランスや起業にて収入を増やそうという人が増えております。
ただ、闇雲に働いても仕方ないので、改めて、しっかりとした知識を持っていただくべく、
今回は、30年後の平均の年金支給額についてまとめております。
また、それが世代別の格差としてみたときにどの程度広がっているのか?
まとめさせて頂きます。
約30年後の平均の年金支給額
これは専門家が、テレビで報道した金額になります。
2043年(27年後)には、世帯で見る年金支給額は、
平均約月17万6,100円(夫婦)になるそうです。
現在よりも20%減だそうですが、思ったよりもらえる。。。
という印象を抱きますね。
ただ、これはあくまで厚生年金加入者を想定しております。
現在の平均の年金支給額
現在は、世帯で見る年金支給額は、
平均、約月21万8300円になるそうです。
内訳で見ると、
国民年金(夫婦合わせて) 月12.8万円
厚生年金 月9万円
合計21.8万円
とってなっているようです。
つまり私たちと今の年金支給を受けている人たちとの
支給額の差は、約4万円ですね。
こう見ると、ギリギリなんとかなりそうな気もします。
今の年金支給者と今の20~30代の人に起きる将来の収入格差
仮に年金支給開始の65歳から、仮に30年生きた場合、
30年×12ヶ月×約4万円= 約1440万円です。
そして、今の60~80代の方は、
退職金が存在している方が多いです。
ちなみに、定年退職の平均退職金相場は、
約1139万円になるそうです。
残念ながら、今の20~30代のほとんどの方はもらえないでしょう。
この退職金が、今の60~80代の方には、存在したとすると、
我々20~30代の人が親以上の世代の人比べたときに、背負っているハンディキャップは、、、、
約1139万円+約1440万円=約2579万円
となります。
2579万円のハンディキャップを背負って生きるのは、なかなか大きいですね。。。
そして、今の60代の方の定年退職時の一般的な貯蓄額は、
なんと、約1664万円です。
こう考えると、今の60~80代の人たちと同等以上の老後を生きるには、
最低でも、2579万円+1664万円= 4243万円
は貯蓄しないといけないことになります。。。
これはなかなかえげつない格差ですね。笑
今の20~30代の人が月に貯蓄するべき最低の目安金額
そうなると、やはり、国や会社に依存して生きても、
老後は、今の60~80代の世代のように生きることは出来ません。
相当貧乏になる覚悟が必要ですね。
4243万円を30年間で貯蓄する場合、
1年平均141万円の貯蓄が必要です。
つまり、30歳~60歳の間、
月11,7万円ほどは最低の貯金をしなくてはいけません。
なかなかハードですね。
そうなると、やはり、副業・複業で月に10万円は最低稼いで、
貯蓄に10万円回すぐらいしないと、まともな生活は出来ないでしょう。
もちろん、これは、投資を抜きに貯蓄だけで考えた場合なので、
投資を活用して、月の貯蓄額を減らすという選択肢もあります。
ただ、そのためには、投資に関しても、早いうちにしっかりと学ぶべきだと思います。
20~30代を適当に過ごすと、40代以降には手遅れの状況になるかもしれません。
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