【パラレルワークを支援するITサービス6選】
新しい働き方【パラレルワーク】を支援する6サイト。
「ちょっと待てよ、主力メンバーがほしいな・・」と思った人に。
1、インスタントチーム
「まだ誰もやってない○○をアプリでできたら面白いと思うんだ!」
「サイトから発展させてイベントにしたいんだよね!」
なんてアイデアが頭の中をかけめぐることありますか?
「うーん、さすがにひとりじゃできないなぁ・・」で止まってしまうのはもったいない。
それなら、いっしょにがんばる仲間を探してみよう!
このサイトはインスタントチームって名前の通り、チームとなってアイデアを実現させていく。その中で見えてくる次の形もあるかもしれない。
チームをスタートさせるにあたって、先に集まってミーティングをするチームも多いので、楽しくプロジェクトを進めていくのはアリ!
もちろんサイトに掲載されているチームの募集を見て即参加するのもよし、面白いアイデアマンとじっくりタッグを組んで進めていくのもよし。
フリーランスのまま組織に入ってスキルを発揮!
2.TEAM GUILD(チームギルド)
コチラは日本初のフリーランス登録型合同会社
フリーランスの集まりという意味では、アイデアを具体化していきたいインスタント・チームとは志向が違う。
また、TEAM GUILDの役員(LLCの社員)になって仕事を請け負うこともできる(審査あり)
役員になった場合は会社の収益に応じたインセンティブが出る。
サイトに登録してプロジェクトの仕事を請け負うか、組織の一員になって仕事をするか?の選択をして、自分のワークスタイルに沿って参加できる。
※組織に入っても、フリーランスを平行して続けていけるところが自由でいい。
日本最大級のアウトソーシング情報サイト
3.アサインナビ
アウトソーシング人材を探している企業とスキルのあるフリーの人材のマッチングサイト。
サイト
サイトにアクセスしてメニューを見れば一目瞭然!
「案件を探す」「人材を探す」「イベントを探す」「登録企業一覧」
ほしい情報が決まっている人(会社)なら登録されてる数と規模でどれだけ役に立つかわかるはず!カテゴリー別の求人も充実しているからIT関連のフリーランスは探す手間も省けてとても使いやすい。
さらにこのサイト登録者と企業は「交流会」があるので、リアルで会ってFACE to Face で会話しながら交流を図ることができる。結局仕事の基本単位は「人」to「人」。そこを重視していることも着目すべき点だ。それらのコミュニティの様子は、アサインナビ ルームに掲載されているのでどういうやりとりをしているのか見てから判断することもできる。
副業・フリーランスで週1〜週5まで。自宅でのリモートOK。
4.flexy
このサイトはハイスキルなエンジニア/デザイナー向け。
運営するサーキュレーションからの案件紹介サービスの情報が掲載されている。つまりサーキュレーション(アウトソーシング会社)からの案件として仕事を請ける形。
サーキュレーションはIotを始め、ビッグデータ処理などのソリューションを数多くの企業から請けているのでその中で自分のスキルを生かす仕事が多い。
flexyのサイトでは「開発案件」や「企業のIT化や設計のアドバザリーなどの技術顧問案件」に関わる仕事と書かれている。
また、たくさんのCTOのインタビューを読むことでカラーもわかってくる。「生存戦略」という言葉からも伝わってくるように、これからの企業の戦略に携わる内容の仕事が数多くアップされている。
ベンチャーへ出向=企業間レンタル移籍
5.ローンディール
ローンディールでは6ヶ月〜12ヶ月(週3日など兼務も可能)を基本としたレンタル移籍のプラットフォームを提供している。
副業・兼業を認めてきた大手会社に勤めている中で、ベンチャー企業への出向となれば本人がとりまく職場環境はずいぶんと様相を変える。特に転職経験の無い人は抵抗があるかもしれない。が、ローンディールでは10年程度の出向経験なし、転職経験なしの人を主な対象としている。
もちろん右も左もわからないところへ行くわけではなく、受入れ先のベンチャー企業の中でのプロジェクトに適性を見て参加させる形。
「期限付きで出向」と言う側は大手の銀行、郵便局、通信会社などさまざまだけど、当人の「成長」とその後の「活躍」のための橋渡しをするのがローンディール。
ビジネスの世界で「可愛い子には旅をさせよ」と言う話はピンと来ないかもしれないが、チャレンジすることで得られるものは双方にとって大きいと考えられる。
体制が決まってしまっている感のある大手企業内で、これからの新規プロジェクトを立ち上げていく際の貴重な経験になると前向きに考える強さがあれば、チャレンジする価値は大きいと思われる。
特筆すべきは、このローンディールでは150社以上(2018年夏現在)のベンチャーへ出向させた後の復活した際の支援(メンタル面も含めた)までサポートするという点である。
スタートアップ企業と既存の事業とのコラボ。
6.CREWW
https://creww.me/ja
オープンイノベーションの情報サイト。
「オープンイノベーション」=企業が社外で開発された知的財産を活用して事業化すること。
かつて自社内で商品企画/開発/営業などのすべてを行ってきた大手メーカー、既存の事業社が、スタートアップ企業と協業(コラボ)でプロジェクトを進めていくための情報サイト。
このCREWWのオープンイノベーションの実績例としては
・「森永製菓」+知育アプリの「キッズスター」
キョロちゃんを活用したアプリ開発
※こういうコラボはある意味、両社の対応能力を加速させるコラボかもしれない
・「地球の歩き方」が提供する訪日外国人向けフリーマガジン「Good Luck Trip」+旅行体験記のフリーマーケットサービス「Voyagin」を通じての販売システム。
その他多数のコラボがすでに動いている。
大手からの「アプリの開発」を単純にスタートアップ企業が下請けで行うのではなく、既存の事業会社からはリソースやデータなどの提供、スタートアップ企業は【アイデア&ツール技術】を提供してイノベートしていく。
いくつかの実際のインタビューを読むと「まる投げ」や「上からの押し付け」などが無く、双方の得意分野(実績)で手を結び、今のマーケットニーズに対応していくためのオープンイノベーションだという意味が理解できる。
このCREWWは、単純にプレゼンの機会を作るだけでなく、スタートアップ企業向けに「START UP KIT」というツールを特別価格で提供している。
大手金融機関やメーカーが独自にスタートアップ企業とコラボすることは珍しいことでは無いが、今まではその実績や既存の信用度合いの枠内で行われていた。
発注会社と下請けという上下の関係でなく、あくまでも得意分野を活かしあう協業として広めているところにCREWWの良さがある。
2018年現在でも数多くの事業会社がアイデアを求めている。
アイデアを形にしたスタートアップ企業が次のステップに行くことは、既存の大手事業各社が生き残る道でもあるようだ。
パラレルワークとひと言でくくっても、今の自分の働き方、自分の属するプロジェクトのポジションによって形は多種多様。
これらの情報支援系サービスで、「橋渡し」をする側もされる側も真価が問われる時代となっていることは間違いない。
自分のスキル、自分を取り巻くチームのスキルをどう活かすか?と同時に、この先3年〜5年(以上)を、どういったワークスタイルにしていくか?も合わせて考える時に役に立つITサービス6選とした.