フリーランスの仕事が舞い込み幸福度も上げる行動パターン10選
100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。
複業メディア「ウィズパラ」では、サラリーマンの方、学生の方、フリーランスの方、問わず、『複業』という、これからの時代の新しい働き方を実現するために必要な知識・ノウハウを発信していきます。
フリーランスになって強烈に思う事があります。
それは、仕事以外のプライベートな時間における、すべて行動が仕事の獲得や仕事の出来・不出来にも直結しているという事です。
いかに仕事のスキルが卓越していたとしても、プライベートが常に殺伐としていたり、法律や約束を簡単に破るような人格的に破綻しているような人には仕事が集まる訳はないですよね。
もちろん、プライベートのときまで仕事のことを考えたくないよというのは、もっともな意見ですが、それは仕事が苦痛、要は仕事は不条理が当たり前で耐えるべきものであるという思い込みを持った人が出しがちな意見だと思います。
フリーランスはそもそも好きな事を仕事に出来、遊ぶように仕事をするという理想すら体現できる存在だと考えています。
仕事とプライベートのオンオフ厳密に区別したいというのは、日々、仕事上で大きなストレスに苛まれている一部のブラック企業のサラリーマンなどではないでしょうか。
仕事とは本来楽しいものです。
そんな楽しいものなら、プライベートと明確に区別する必要すらないと考えます。
ただ、プライベートが楽しく充実していれば、良しというわけではなく、仕事に多大な恩恵をもたらす特定の行動パターンがあると考えています。
今日は自然と良質な仕事が舞い込み、幸福度も上がるような、フリーランスのプライベート行動パターンを10個ほど紹介していこうと思います。
1.付き合う人を選ぶ(選んで良いんです)
平均年収は、間違いなく付き合う人によって変化していきます。
お金のために付き合う人を変えるというと聞こえが悪いですが、金遣いが荒く、品のない使い方をする友人が周囲にたくさんいれば、自らのお金の使い方も自ずと下手になっていきます。
金銭的に裕福であれば、知的レベルが向上する事も、数々の研究結果が証明しています。
もちろん知的レベルが上がれば収入にも好影響を及ぼすのは当たり前の話しです。
貧すれば鈍するとも言いますよね。
アメリカの起業家であり、若くして一流企業のコンサルタントとしても活動し、31歳で億万長者となったジム・ローンはこう言っています。
“You are the average of the five People you spend the most time with.”
“あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる”
話し方、言葉使い、しぐさ、時間感覚、趣味、思考、年収。あなたは、あらゆる面で周りの人の影響を大きく受けます。
付き合う人は、厳選すべきなんです。
サラリーマンであれば仕事上、付き合う人はある程度限定されてはしまいますが、フリーランスであればコントロール可能なのでとことん厳選すべきです。
そして重要なのは、自分も周囲から「付き合いたい人」と思われるように自分自身を練磨し続ける事が重要です。
自分自身が、尊敬に値しない堕落した人間なのに、ハイグレードな人たちと付き合いたいというのも、滑稽な話ですよね。
2.自分が身を置くべき居場所を厳選する
平均年収は、付き合う人によって変化すると前項で話しましたが、じぶんが身を置く居住地や勤務地によっても平均年収や、ありつける仕事が変わってきます。
たとえば、東京都の港区は区民の平均年収が1,185万円なのにたいし、最下位の葛飾区は357万円にとどまっています。
(出展:Mocha)
都道府県でも東京都の平均年収438万円にくらべ、最下位の沖縄県では336万円にとどまっています。
(出展:doda(HRzine))
住む場所や勤務地の魅力に関しては様々な基準があり、必ずしも年収が高いところが良しで、年収が低いところが悪という訳では断じてありませんが、フリーランスとして報酬単価を上げ、良質な案件にありつこうと考えた時、勤務地・居住地は厳選に厳選を重ねるべきです。
仕事(報酬面)だけではなく、勤務地・居住地しだいで人生において貴重な経験ができるかできないかにも関係してきます。
田舎では日々大自然を満喫できたり、広大な土地を安価に利用できたり、農業や漁業をナリワイに出来たりといった魅力がある半面、どうしてもアクセス面での不便、都市特有の利便性を享受できなかったりといったデメリットもあります。
いまはコロナの影響でリモートワークが普及され、どこでも仕事が出来て勤務地を選ばなくなったと言われていますが、完全にリモートで完結できる仕事はまだまだわずかです。
リアル(対面)を大事にする人は想像以上に多いものです。
3.所属するコミュニティを増やす
所属するコミュニティを増やすことは、人生のセーフティネットを分厚くする事とイコールです。
てっとり早く幸福度を上げられる上、収入面でも良い影響を及ぼしてくれます。
そして一番のメリットは、一つのコミュニティに依存している状態から脱却できるということです。
わかりやすく言うと、ひとつのコミュニティにのみ所属している状態は、そこから排除されると人生が一瞬で詰むので、理不尽な事があっても我慢しなければならない状況となり、精神的にも身体的にも大きな負担を強いられ、幸せな状態とはなりにくいということです。
サラリーマンが所属する会社をひとつのコミュニティと捉えると、副業をもせず、趣味のコミュニティに属さず、家族とも疎遠なサラリーマンは、ひとつのコミュニティにのみに所属している状態です。
これは特定のコミュニティに極度に依存している状態で、ここのコミュニティから干される事が死活問題な状態のため、このコミュニティで理不尽な境遇に陥っても、他のコミュニティで息抜きをすることもできず、ただひたすら不遇を受け入れざるを得ないという事です。
もちろんコミュニティのジャンルによって、合う合わないがあります・・・
所属することで逆にストレスが溜まるなどになっては本末転倒ですから、ある程度吟味することは必要ですが、自分の気が合う仲間が多かったり、熱中できる趣味だったり、地域貢献できたりするコミュニティを積極的に探し、身を置く事でフリーランスの活動の幅が広がり、幸福度も収入面でも間違いなく良い効果が表れてきます。
4.仕事のきっかけになりやすい趣味を作る
今は娯楽でも趣味でもなんでもマネタイズできる時代がきています。
Youtubeで発信したり、ジモティやココナラなどのマッチングサービスを使って趣味をお金に変える事など造作もない事です。
一見、どう考えてもお金にかえるのは無理だろうという趣味であっても、アイディアしだいでお金に変換することは可能です。
例えば今は、空前のひとりキャンプブーム・・・。
これからひとりキャンプに挑戦してみたいけど、はじめのうちは、だれかにレクチャーしてほしい(ひとりキャンプじゃなくなるけど)
そんな人のために、aini(アイニ―)のような体験を提供するホストと体験したいゲストをむすびつけるマッチングプラットフォームもあります。
趣味にはまることで、本業にもフィードバックが得られ、趣味自体が副業にもなる・・・フリーランスはいかに趣味を充実させるかが成功の秘訣とも言えますね。
5.他人に興味を持ち、積極的に話しを聞く
営業にはコミュニケーション能力が不可欠です。
コミュニケーション能力が高ければ、仕事のきっかけが爆増するといっても過言ではありません。
ちなみにコミュニケーション能力が高いというと、誰でも積極的に話しかけ、誰とでもすぐに仲良くなるいわゆる陽キャというイメージがありますが、じぶんが挙げるコミュニティケーション能力が高いというのは、人の話を聞くのが上手いという能力です。
これは常に他人に興味を持ち、人の話をじっくり聞けるという能力で、意外に誰しもができなる訳ではない能力です。
誰しもの気を引く、能力も才能も地位も名誉もある人の話しであれば誰でも耳を傾けますが、普通の人や初見の人の話しをじっくり聞くというのは意外と難しいものです。
6.自らが楽しみ積極的に情報発信をする
人間の本能なんでしょうか、周囲の人で能力が高い人、ルックスが良い人、権力がある人、そしてめちゃくちゃ「楽しそうな人」の周りに人は集まってきます。
能力が高い人やルックスが良い人や権力がある人には、誰しもがなれるわけではありませんが、めちゃくちゃ「楽しそうな人」には誰でもなれます。
ここで大事なのは実際に「楽しんでいる人」でなくても良いのです。
もちろん実際にめちゃくちゃ「楽しんでいる人」が理想なのですが、昼夜を忘れて没頭できるようなめちゃくちゃ楽しい事っていうのは誰しもめぐり逢えたり、見いだせるわけではありません。
そんな人は、めちゃくちゃ「楽しそう」であれば良いんです。
楽しくなくても強制的に笑顔を作るみたいなものです。
それが重要なんです。
そしてそれをSNSで発信する・・・これで楽しそうな人に惹きつけられる人とつながる事ができます。
そしてそのつながり自体が、楽しい事に昇華していくはずです。
7.ある一点の領域でチート級になる
何か一つだけは誰にも負けないスキルがある・・・これは、自分からすると非常に羨ましい状態です。
じぶんは典型的な浅く広くマンです。
よく言えばジェネラリストです。
今の時代はジェネラリストより、圧倒的な一点集中スキル、超特化型スペシャリストがもてはやされる時代です。
ある一点の領域だけでもチート級のスキルがあれば、マネタイズはいとも簡単な世の中になっています。
インターネット上のプラットフォームがそれを可能にしてくれました。
ジェネラリストではなくスペシャリストになるためには、自分が集約すべき領域を見定め、あとはそれ以外のことを捨てて、その領域に一点集中するだけです。
それが意外に難しいんですよね。
自分にはこれしかないと思えるものに出会えるのは、それだけで幸せなことなのかもしれません。
経営において、多角化は多悪化という言葉もあります。
フリーランスであれば、動画編集からイラストからプログラミングからCGからライティングからマーケティングまで・・・
そんな事業としてあれもこれも手を出すのではなく、自分がこれだと思った領域をとことん極めてみましょう。
8.第一優先事項は、自らの「健康」の死守
日本人は変な民族だなぁと思う一つの理由は、自分の「健康」を犠牲にしてまで会社の意のままに働かされる事を受け入れている自己犠牲の姿勢です。
海外ではありえない価値観ではないでしょうか。
自己犠牲が美徳とされてきた文化から来ているのでしょうか・・・正直理解不能です。
おのおの、仕事や会社よりも優先すべきは自分の健康(命)であり、それを犠牲にしてまで仕事をすべきではありません。
というか健康を犠牲にしてる時点で、良い仕事はできる訳ないのですから、健康と仕事の両方を犠牲にしているとも言える悪手なわけです。
フリーランスは、ブラック企業のサラリーマンほど、悪辣な状況に追い込まれる事は稀ですが、ついついクライアントの言われるがままに、自分の健康を犠牲にした働き方を続けてしまう状況になりかねません。
せっかく自分でコントロール可能なフリーランスという働き方を選べた訳ですから、自分の命・健康を第一優先にした働き方を死守しましょう。
仕事だけではなくプライベートな時間も自己犠牲などせず、自分の健康を死守した上で、出来る限りのことを行いましょう。
9.あらゆるツールを使って気になる情報を調べつくす
自分はWebの仕事をしていることもあるので、検索エンジンやSNSなど各種インターネットプラットフォーム検索を駆使した情報収集が得意な方ではあるのですが・・・
最近、情報収集能力にさらに磨きをかけるべく、検索方法の試行錯誤を繰り返していたところ、自分が欲していたけど、世には無いと諦めていた情報が、いたるところにあることに気づかされました。
インターネットが無い時代では、自分が欲する情報にめぐり逢えるかどうかは運の要素が大きかったですが、今はインターネット上の情報を検索する能力を磨きさえすれば、必要な情報にアクセスでき、それが自分の人生をよりよく切り開くのに必ず役立ちます。
やりたい事が見つからない、やりたい仕事はこんなことじゃない、自分と価値観が合う人がいない・・・それらは検索技術を磨くことで解決できることなのかもしれません。
フリーランスになったのであれば、受け身ではなく、自ら動いて情報を入手し、行動して、手に入れたいものを必ず手に入れましょう。
10.他者や社会に貢献できるライフワークを持つ
フリーランスは単なる働き方の一形態という考えを持っていません。
お金の稼ぎ方・手段というだけではなく、自分の人生そのものを設計しやすくする生き方そのものだと考えています。
自分はフリーランスになった事によって金銭面よりも、時間的な自由、機会創出の自由を得られたことが何よりの成果だと考えています。
サラリーマン時代より時間単価が上がったことで(自分で設定しました)、サラリーマン時代の勤務時間より少ない時間で、サラリーマン時代以上に報酬を得る事もできていますし、通勤時間も無くなり、経営者や上司を満足させるためだけの無意味な会議に拘束されることもないので、自由な時間がかなり増えました。
それらの無益な時間を、有意義な時間(お金を稼ぐ以外の幸福度を高める時間)に変換することで、人生の幸福度が大幅に向上しました
世間ではいかにお金を稼ぐかばかりがフィーチャーされていますが、他者貢献や社会貢献ができるライフワークを見出すことで、そういったフリーランスの価値はおのずと向上していきます。
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この記事を書いた人
山崎岳史
東京都中野区のフリーランスでWeb制作を行っております。
Web制作会社から独立してから、13年が経ちます。
おもにマークアップやJavascriptのコーディング、Wordpressのカスタマイズなどフロント回りの開発が得意ですが、PHPとMySQLを連携させたシステム開発もよく行います。
ビジネス系メディアへの寄稿などライターとしても活動しています。
自分の最大の売りは、即レススキルと誠実さ(自分で言うなw)だと思います。
最近は、フリーランスや複業(複数の生業を持つ)という働き方の素晴らしさに気づき、この新しい時代の働き方の普及活動をしています。
このメディアでこの変化の早い世の中で、いかにすればフリーランスとして活躍していけるか有益な情報を発信していきます。
この記事を書いた山崎岳史個人に仕事のご依頼やご相談、世間話や飲みのお誘いなどがある場合は、コチラまでお気軽にご連絡ください。
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